1万円以下で買えるストロボ・スピードライト「YongnuoYN560Ⅲ」が純正とほぼ同性能を持ってる!?

Yongnuo ストロボ・スピードライト
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「クリップオンストロボ」や「スピードライト」という言葉を聞いたことはありますか?
一眼レフやミラーレス一眼に付ける外付けのフラッシュと思ってもらえれば結構です。

室内撮影で絶大な力を発揮するのですが、逆光のオシャレな写真を撮ったり、窓から光が差し込んだような写真を撮るには必須アイテムと言えるでしょう。

でも、ストロボって結構高い!
特にキヤノンやニコン、ソニーの純正ストロボなんかは新しいレンズ1本買えちゃいます…。

趣味でカメラをやってる方には痛い出費ですよね…。

それでもストロボが必要な方には、1万円以下で気軽に買えるストロボYongnuoYN560Ⅲ」をおすすめしています。
今まで困っていた暗い場所、室内撮影で大活躍すること間違いなしです。

 

キヤノン、ニコン、ペンタックス、オリンパス、フジフィルムと各種メーカーに対応しているのがありがたいポイント。
※ソニーで使う場合は別途アダプタが必要

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Canon純正とほぼ同等品?Yongnuo製SpeedlightYN560 IIIがコスパ良すぎ

さて、今回紹介しますこちらの製品、『Yongnuo(ヨンヌオ)』と読みます。
サードパーティ製のストロボの中では圧倒的なコストパフォーマンスを誇るこの製品。
その性能はCanonの純正ストロボをほぼ丸々コピーしたと言われるほどのハイスペックなんですよね…。
(見た目やケースまでほぼ一緒。笑)

自分も2年近く使用していますが、今のところなんの不具合もなく現役でガンガン使ってます。
というか、ぶつけたり落としたりしまくってますが何故か壊れません。笑
プロでも使ってる方がいるみたいですね。

YongnuoYN560ⅢとCanon600EX-RTを比較

ではさっそくスペックの紹介。
と、その前に各性能の見方を簡単に解説します。

  • ガイドナンバー:数値が大きいほどパワー(光量)が大きい
  • 首振り:壁や天井に光を当てて反射させるために必要。かなり重要
  • E-TTL調光:自動で光の量を調節してくれる機能
  • 対応機種:純正は同一メーカーのみ。Yongnuoのようにサードパーティー製は対応していない機種もあるので注意が必要。
  • ハイスピードシンクロ:シャッタースピードを上げても対応してくれる機能(絞り開放でぼかしたい時や動体撮影に有効)

性能は以下の通り。
コピー元となったCanonの純正ストロボ600EX-RTと比較をしています。

各種性能 Yongnuo YN560Ⅲ Canon600EX-RT
ガイドナンバー 58(ISO100,105mm時) 60(ISO100,200mm時)
照射角 24~105mm 20~200mm
首振り 右90度、左180度、上7~90度 180度、左180度、上7~90度
対応機種 ほぼ全メーカー対応
(SONYはアダプターが必要)
Canonのカメラ全機種
(他メーカーでは使用不可)
E-TTL調光 なし あり
ハイスピードシンクロ 非対応
(対応してる機種もある)
対応
バッテリー 単3電池×4 単3電池×4

ガイドナンバー(明るさ)についてはほぼ同等。
首振りも右方向から後ろに回らないだけで、左からは後ろに回せるので360度使うことができます。(ホントこれ重要)

E-TTL、ハイスピードシンクロ非対応が気にならないほど安くて高性能なストロボ

E-TTL、ハイスピードシンクロについては若干の懸念材料ではありますが、この値段で買えることを考えたら全く気になりません。
既に純正を持っているけど、2灯目が欲しいといった場合にもおすすめ。
多灯ライティング組もうと思ったらとんでもない金額かかりますもんね。

ちなみにハイスピードシンクロ対応のモデルもありますが、若干高いです。多少の値段は気にしないという方にはおすすめ。

備考:スレーブ発光やワイヤレス発光にも対応(ワイヤレス発光にはラジオスレーブユニットが必要)

YongnuoYN560Ⅲはスレーブ発光(他のストロボ光に反応して発光)や、ワイヤレス発光(シャッターに合わせて離れた場所で発光)にも対応。

前モデルのYN560Ⅱにはなかったワイヤレスの受信機が内蔵されているので、発信機が1台あれば信号を受け取って発光することができます。

YN560ⅡではなくYN560Ⅲをおすすめする理由の1つなんですよね。

同価格帯で比類のない性能を持つストロボ

ちなみにこの価格帯で買えるストロボは、ガイドナンバーが低い、首振りしない、対応機種が限られているなど、使い物にならない商品もけっこう多いです

ストロボの発光量も調整出来ないものが多い中、Yongnuoはほぼ全てを兼ね備え、純正の最もグレードが高いものと肩を並べることができてます。
※発光量を1/128~1/1(フル発光)、照射角(光の当たる範囲)も24mm~105mmまで調整可能。

以前SIGMAのストロボを買って大失敗したので、皆さんが同じ轍を踏まぬことをお祈りします。

他にもGodox、NEEWERなど優秀な中国メーカー製のストロボはある

今回はYongnuoYN560Ⅲだけを紹介していますが、NEEWERやGodoxなど他の中国製メーカーもかなり優秀なストロボを出してます。

特にGodoxはYongnuoより性能高いんじゃないかな、と最近思ってます…。この値段でハイスピードシンクロできるのすごすぎない?

NEEWERのストロボはとにかく光らせたい、という方におすすめ。ちゃんと首振りするし値段を考えたらめちゃくちゃ良いと思います。

Godoxは個人的に最近1番勢いのある中国メーカー製ストロボじゃないかと。E-TTL対応のものなんかもあるし、ホント素晴らしいもの作ってますよね。

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まとめ:ストロボ初心者にこそ、フルマニュアルのストロボをおすすめしたい

フルマニュアルと聞くと初心者には少し難易度が高く感じるかもしれません。
ですが、純正のE-TTLに頼って光のコントロールが疎かになってしまうこともありますので、マニュアルで一度しっかりと勉強しておくほうが個人的にはおすすめです。

値段が安いストロボということもありますが、初心者の方にこそおすすめしたい最初の一本として紹介させていただきました。

ストロボの基本的な使い方やバウンスについて書いた記事や、初心者がわかりにくいガイドナンバーについて解説した記事もあるのでもし良ければこちらもご覧ください。

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おまけ:オフストロボをしたい場合はラジオスレーブを

先ほども紹介しましたが、カメラからストロボ本体を離れた場所で発光させる『オフストロボ』を検討している方は別売りのワイヤレスラジオスレーブを購入してください。
※ラジオスレーブとはカメラの上部にあるホットシューから出るストロボ信号を電波化して、他の機械に飛ばす装置。

発信機と受信機が2台で1セットになっているので、モノブロックストロボ(スタジオとかにある大きいやつ)にも使えます。

1セットあるとなにかと重宝しますよ。

※YongnuoYN560Ⅲ以降の機種はRF-603シリーズに対応した受信機を内蔵していますので、いちいち受信機を取り付けなくても遠隔で発光させることができます。

 

電池は繰り返し使える充電池がおすすめ。(ラジオスレーブには単4電池が必要)

ストロボを使った撮影で、あなたのカメラライフが充実することを願っています。

 

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