安い…。キャノン・ニコンの単焦点レンズ市場に中国メーカー『YONGNUO』が革命起こしてる

安い...。キャノン・ニコンの単焦点レンズ市場に中国メーカー『YONGNUO』が革命起こしてる キャノンのレンズ
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こんにちはリク(@fabrec_jp)です。

先日なにげなーくAmazonを見ていたらとんでもない商品を見つけまして…。

 

「何この値段!?!?!?!?!?」

 

以前に1万円以下で買える高性能ストロボの紹介をした記事にもあった『YONGNUO(ヨンヌオ)』という中国メーカーの製品なのですが、気づいたら単焦点レンズ市場にまで手を伸ばしていました…。
(こんな安い単焦点レンズありかよ…)

同メーカーのストロボYN560Ⅲがめちゃくちゃ高性能だったので、レンズについても調べてみたら案の定すごいスペック。

 

これはぜひ紹介したい〜〜〜!」ということでYONGNUOの単焦点レンズラインナップを紹介したいと思います。

(全部で4本!)

 

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YONGNUO YN50mm F1.8 単焦点レンズ フルサイズ対応 標準レンズ

冒頭で紹介したレンズですが、どう見てもキャノンの純正レンズEF50mm F1.8Ⅱのコピー品。(ニコンマウントもあります)

EF50F1.8Ⅱは、キャノンの超格安な単焦点レンズ(撒き餌レンズ)として有名でしたが、STMのついたEF50F1.8STMにモデルチェンジしてからは値段も上がり「撒き餌」とは呼びにくい価格になってしまったのが有名ですね。

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

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それに比べてこちらのYONGNUOレンズ、純正の半額近い値段で買えるのに普通にAF(オートフォーカス)使えるし、純正(旧式)とくらべて絞り羽根の枚数が多く、F1.8に開放したときの玉ボケがきれいに出ます

YONGNUO YN50mm F1.8単焦点レンズの主なスペック

焦点距離 50mm(APS−C時75mm)
対応マウント キャノン・ニコン
レンズ構成 5群6枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り値 F22
最短撮影距離 0.45m
最大撮影倍率 0.15倍
フィルター径 52mm
最大径*長さ φ73mm*55mm
重量 120g(本体のみ)
AF駆動方式 直流モーター

 

「あれ、純正買う理由ってなんだっけ…?」となってしまいました。

今度買ってレビューしてみますね。

(ニコンマウントは若干高い)

 

YONGNUO YN35mm F2 単焦点レンズ フルサイズ対応 広角 標準レンズ

APS-Cセンサーのカメラをお使いの方は絶対にこちらの35mmがおすすめ。APS-C換算で約56mmの焦点距離になるので、最も使いやすい1本になりうる存在です。

50mmの焦点距離は、人間の視覚に最も近いとされています。

 

また、50mmとくらべて最短撮影距離(人物やモノに寄れる距離)が短いので、思いっきり近づいて写真を撮りたいときには大変重宝するでしょう。

F2と明るさも十分なので、子どもや料理の写真をちょっと本格的に撮りたい方なんかにおすすめしたいですね。

YONGNUO YN35mm F2単焦点レンズの主なスペック

焦点距離 35mm(APS−C時56mm)
対応マウント キャノン・ニコン
レンズ構成 5群6枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り値 F22
最短撮影距離 0.25m
最大撮影倍率 0.23倍
フィルター径 52mm
最大径*長さ φ73mm*59mm
重量 155g(本体のみ)
AF駆動方式 直流モーター

 

最短撮影距離0.25mmのため、被写体に結構寄れるのがポイント高いです。

さらにF2と明るく、重量も軽いのでスナップ写真にバンバン使えそうですね。

 

YONGNUO YN85mm F1.8 単焦点レンズ フルサイズ対応 中望遠 標準レンズ

ポートレートを撮るなら85mm」と言われるほど、人物写真を撮るのに適した焦点距離が85mmの単焦点レンズ

モデルさんとの距離感や、望遠によるボケ感が非常にちょうどいいです。(使えばわかる!)

 

純正だと5万円前後はするのでこの値段で買えるのはハッキリ言って脅威。

ただし、実機を購入してテストしたわけじゃないので描写に関してはなんとも言えません。

YONGNUO YN85mm F1.8単焦点レンズの主なスペック

焦点距離 85mm(APS−C時136mm)
対応マウント キャノン・ニコン
レンズ構成 6群9枚
絞り羽根枚数 8枚
最小絞り値 F18
最短撮影距離 0.85m
最大撮影倍率 0.13倍
フィルター径 58mm
最大径*長さ φ81mm*79.5mm
重量 472g(本体のみ)
AF駆動方式 直流モーター

 

85mmのレンズは「ポートレート撮影用」と割り切ってつかうことが多いので、決して万能ではありません。

どちらかというと切り札的に1本だけ持ってるカメラマンの方が多いんじゃないでしょうか?
※僕はSIGMAの85mmArtF1.4を愛用しています。

ある程度カメラを知ってる人が遊びで買う感覚かな、と言った印象です。

85mmに関してはなぜかキャノンEFマウントだけでした。

YONGNUO YN100mm F2 単焦点レンズ フルサイズ対応 中望遠 標準レンズ

「85mmじゃ望遠が足りない、ボケ感が足りない!」なんて人は100mmの選択もありです。

おそらくEF100mm F2 USMの模倣品だと思いますが、純正の5万円に対してこちらは2万円で買えるので、どうしても100mmが欲しい人にはいいと思います。

 

ただしスペックを見た限りではAFがかなり遅そうなので僕は買わないかな…。(望遠でAF遅いとめちゃくちゃイライラします)

 

YONGNUO YN100mm F2単焦点レンズの主なスペック

焦点距離 100mm(APS−C時160mm)
対応マウント キャノン・ニコン
レンズ構成 6群8枚
絞り羽根枚数 9枚
最小絞り値 F22
最短撮影距離 0.9m
最大撮影倍率 0.14倍
フィルター径 58mm
最大径*長さ φ83mm*76mm
重量 390g(本体のみ)
AF駆動方式 直流モーター

 

同じような値段で100mm買うなら85mmで良いのでは…? というのが個人的な意見です。

ただし、85mmよりは100mmの方が良くボケるかっこいい感じの写真になるはず!

まとめ:激安中国メーカーYONGNUOの単焦点レンズについて

「こんなに安い単焦点レンズがあったとは…」といった感想。

冒頭で解説したキャノンの撒き餌レンズ『EF50F1.8Ⅱ』が製造中止になったことでポッカリ空いた市場を取りにきた感じですね。

1万円以下で買える単焦点レンズはなかなかないので、安くて良くボケる写真を撮りたい方には大変おすすめしたいメーカーです。

 

もし純正にこだわるのであれば僕はEF40mmF2.8STMをおすすめします。

絶妙に甘くてゆるい感じの描写、広角とも望遠とも言えない画角が他のレンズにはない表現力を生み出します

しかもこれパンケーキレンズ(薄型軽量レンズの総称)なので、めちゃくちゃ軽くて小さいし携帯性バツグンです。

 

カメラ初心者の方には単焦点の入門レンズとしておすすめしまくってるのでぜひお試しください。(重量的な意味でも最高です)

 

それでは良きカメラライフを。

 

 

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