【キャノンの望遠ズームレンズ】運動会やイベント撮影で活躍!安くても使えるおすすめ5本

キャノンのレンズ
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望遠レンズ使ってますか?

離れた距離にいる被写体を写したり望遠ならではの圧縮効果を利用してポートレートに活用したりと活躍のシーンは様々。

特に運動会やイベントなどでは被写体との距離に合わせてズームを調整できる「望遠ズームレンズ」が大変重宝します。

とはいえ、いわゆる『大三元レンズ』と呼ばれるような純正の望遠ズームレンズはめちゃくちゃ高いので「時々子供の写真撮る」とか「一眼レフ持ってるからせっかくならいい写真撮りたい」くらいのライトユーザーには宝の持ち腐れになるかも…。

 

そこで、高いものはいらないけど「そこそこの値段でそれなりに良い写真撮れる便利なレンズ欲しい」くらいな人向けのズームレンズを紹介します。

※レンズのフルサイズ対応or非対応についてはできるだけ記述しますが、以前レンズのフルサイズ・APS-C対応の見分け方について書いた記事があるのでそちらもどうぞ

フルサイズ・APS-C対応レンズの見分け方、表記(記号)まとめ、各メーカー早見表
初心者にはちょっとわかりにくい各社レンズのフルサイズ・APS-C対応について。 各メーカーのフルサイズ・APS-C対応の表記(記号)について早見表を作ってまとめました。 Canon、Nikon、SONY、PENTAX、SIGMA...
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TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD TS キヤノン用 フルサイズ対応 A030E

望遠ズームレンズの入門編みたいな一本で、安くて高性能なレンズを探してるなら条件はピッタリ。このレンズを作っているメーカーの『TAMRON(タムロン)』も力を入れてる製品。

前モデル『A005』では60周年を記念してタムロン初の超音波モーター(USD)を搭載したことで話題になったレンズですが、それをさらに改良したのが今作の『A030E』です。

前作と比べて改良・変更されたのは以下の通り。

  • 手ブレ補正機能「VC」の向上(CIPA規格準拠で4段分の補正)
  • AF性能の向上
  • レンズ前面に防汚コートを採用
  • ブランドリングが金色→タングステンシルバーに変更
  • ズームリングのグリップを格子状→直線のグリッドに変更
  • 対応マウントがニコンFとキャノンEFのみに変更(ソニーAマウントが非対応に)

など、昔のタムロンにあった「安物感」のデザインは払拭され、性能も大幅にアップしたな〜と所感。今のデザインすごく好きです。

とても優秀でコスパの高いレンズなのですがマップカメラカメラのキタムラ(中古)で販売されているTAMRON 70-300 VC USD探すと2万円台で売っていることもよくあります。(在庫はあまりないみたいですが)

普段は望遠レンズなんてまったく使わないけど「月が撮りたい」とか「運動会で使いたい」みたいに、時々望遠レンズ使いたい人にとてもおすすめです。

手ブレ補正(VC)について

手ブレ補正機能のVC(Vibration Compensation)が搭載されていて、初心者でも簡単に扱えるほど。
手持ちで使える望遠レンズといった感じで、ピタッと止まってホールドしたままシャッターが切れるのは妙な心地よさすらあります。

ただし、手持ちで300mm(最大望遠)の撮影をするときは、シャッタースピードを手ブレ限界値の1/300秒(APS-Cの場合はこれの1.5〜1.7倍)はキープしておきたいところ。あまり手ブレ補正に頼らずに、いざというときだけ使うようにしておくと安定します。

運動会でお子様の写真や、お友達の写真なんか撮れたらカッコいいお父さん間違いなしですね。

AF(オートフォーカス)は意外と早い

たまにAF迷子になることはありますが、基本的にはキビキビ動いてくれるので良好です。このへんは前作と比べてかなり改良されているので、A005で満足いかなかった方もこれなら納得できるはず。(個人差はあれど)

時々「AFが遅い」などというレビューや記事を見かけますが恐らく『AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO (A17E)』あたりと間違っているのでしょう。
もしくは「お前このレンズ使ったことないだろ」的なやつです。

高額なレンズが並ぶラインナップの中、3万円台(中古なら1万円台)で買えるのは魅力的すぎでは?

TAMRON 大口径望遠ズームレンズ SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 キヤノン用 フルサイズ対応 A025E

先程の70-300mm(A030)と比べて焦点距離が100mm短くなるので遠くまで写す性能は落ちますが、ズーム全域でF2.8を保てるので、明るくてよくボケる綺麗な写真が撮れます
あと、ズームによってF値が変動するレンズって扱いにくいので仕事で使うならF値固定はほぼ必須。

大三元レンズに匹敵する性能

CanonのEF70-200 F2.8やNikonのAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8のような『大三元レンズ』と呼ばれるF2.8通しのズームレンズに匹敵する性能を持っているのですが、10万円そこそこでこれを作るのか…といった感想が出るほどすごい。

描写や使い勝手は純正の方が上となるケースも多いですが、タムロンはデュアルMPUによる高速AFと手ブレ補正の両立最短撮影距離0.95mとワーキングディスタンス、徹底した軽量化がされている特長があります。

単純な画質では純正レンズには及びませんが、安くて高性能なレンズを求めるならおすすめです。

SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

「サードパーティー製のレンズは安くて質が悪い」と言われたのは昔の話で、今では安くて高画質が当たり前。

Canon純正のLレンズ(高級ラインのレンズ)に匹敵するほどの画質と言われているだけあって、描写性能は高い。そして手ブレ補正もそこそこ効くので手持ちでも使えなくはないです。
その分めちゃくちゃ重かったり三脚座に対応していなかったりするのですが、最近のSIGMAは描写性能にステータス全振りしてる感じがあって、サードパーティーレンズメーカーとしてはとても好感のもてる姿勢です。

キャノン純正の『EF 100-400/4.5-5.6 L IS USM』が20万近くすることを考えると、仕事で使わない限りはこちらのレンズで全く問題ありません。
※むしろ僕はSIGMAの描写を好んで使う派です

飛行機やスポーツ観戦などで趣味の撮影をするにはピッタリなレンズですね。

Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

憧れの白レンズです。前作の『EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM』から16年の時を経て、画質や手ブレ補正の大幅アップデート、直進ズーム→回転ズームに変更するなど現代のプロユースに耐えうる仕様となって生まれ変わりました。

この白いレンズを持ってるだけで周囲からはプロっぽいと思われるのでキャノンのブランド力すごいな〜と思うことも。

単純に良い写真撮れるのもそうですが、所有欲がめちゃくちゃ満たされるという観点から念のためおすすめしておきます。

※キャノンの望遠レンズが白い元々の理由は、熱への耐性を高めて熱膨張による精度の低下を防ぐためでしたが今ではプロユースのシンボルとしてブランドを象徴するカラーになっています。

TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD A035E

『SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM』やキャノン純正の『EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM』と比べると若干チープな立ち位置のレンズ。特にSIGMAとは永遠に比べられる存在であり「どっちが良いの?」と聞かれると正直悩みます。

画質重視ならSIGMA、利便性や取り回しのしやすさ、強力な手ブレ補正を求めるんだったらタムロンってところでしょうか。

他のモデルと同様に手ブレ補正処理専用のMPUを独立させたデュアルMPUを採用して、高速なAFと強力な手ブレ補正を同時に実現しているのが特長。

しかも、望遠レンズのボトルネックになりやすい重量の問題もケアしていて「クラス最軽量」を謳う1115gを実現。

またSIGMAにはない三脚座の取り付けもオプションで可能なので、モータースポーツなどの動体撮影する人にはこちらの方が良いかもしれません。(三脚座なくても使えるけど)

 SIGMA Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

超望遠ズームに位置するレンズ。同じ焦点距離(150-600mm)で『SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM』という上位機種がありますが、そこまで大きく性能差があるわけではないのでComtemporaryで十分だと思います。むしろ、重量差を考えるとSportsタイプは重すぎるので僕はこちらの機種をおすすめします。

カメラ機材に共通して言えることは「軽さは正義」なので、圧倒的に性能差がない場合は軽いレンズ買ったほうが幸せです。もしくは筋トレしましょう。

2機種の性能比較についてはSIGMA公式サイトの情報が一番わかりやすいので、そちらをチェックしておきましょう。

SIGMA Comtemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

時々しか使わないなら中古で安く買うのがおすすめ

これはいろんな人に言っているのですが「レンズは新品にこだわらない」です。特に望遠レンズって普段使いするにはデカイし、撮れるもの限られるしであまり使わなかったりするので、買ったけど年に1〜2回しか使ってないという人も結構多いはず。

僕は使用頻度の低いレンズに関してはマップカメラカメラのキタムラ(中古)で中古を買って済ませることが多いです。

機械の不具合って大半が初期不良によるものなので、むしろ新品より安全なのでは?と思うことも(個人の感想)。

一生使い倒す!くらいの覚悟がなければ新品にこだわる必要はないと思います。望遠レンズって高いのでなるべくお得に済ませていきましょう。

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