【Nano-X】高透過率のNDフィルターで作る日中スローシャッターの写真作例

こんにちはリク(@fabrec_jp)です。

今日はNDフィルター(減光フィルター)を使った日中屋外のスローシャッター(長時間露光)による作例を紹介します。

動画撮影ではなにかと使われることの多いNDフィルター。
写真撮影では、いつもの写真に少しアクセントを加え、幻想的な表現をすることができるアイテムとして知られています。

実際に撮影した写真を交えながら解説していきたいと思います。

NDフィルターとは?どんな写真が撮れるの?

NDフィルター(減光フィルター)は、レンズに取り付けることで光の取り込む量を減らし、写真を暗くすることができます。

つまり、シャッタースピードを遅くすることができるということなんですが…。
※初心者の方や、NDフィルターについて予備知識のない方には後ほど写真を見せながら解説します。

K&F CONCEPTさんからご提供いただいたNano-X MRC ND1000 フィルターを使用して作例を紹介していきますが、写真で見てわかる通り向こう側が見えなくなるほど真っ黒なフィルターです(笑)

向こう側が見えないほど真っ黒なレンズフィルター。取り付けることで、光を取り込む量を減らし、写真を暗くすることができる。

ND1000クラスになるとこのように真っ黒ですが、ND8あたりだともうちょっと向こう側が透けて見える濃度。

ND○○○○の数値は大きいほど減光効果が高く、数値分だけシャッタースピードを落とすことができます。

ND1000の場合は、本来1/4000秒のシャッタースピードで適正な明るさの場所でも、1/4秒を適正露出とすることが可能に。
(1000倍暗くするイメージ)

ND8の場合は8倍なので、1/4000秒→1/500秒となります。

 

スローシャッター(長時間露光)の写真・作例

スローシャッター(長時間露光)を使ったことがある方はわかると思いますが、シャッタースピードを遅くすることで時間の流れを捉え、幻想的な写真表現を生み出すことができます

以前に福岡タワーから撮った夜景もスローシャッターを使っているのですが、光の軌跡を描いて大変美しい写真となりました(残念ながら雨だったけど)。

フォトグラファーの一人旅。グルメ・観光に大満足だった福岡旅行の写真作例

2017.02.06

 

とはいえ、日中の明るい場所でそのままスローシャッターを切ると真っ白になって何も写りません(笑)

そこで、NDフィルターを活用して、光量を落とすことで日中の明るい時間にスローシャッターを可能にします。

NDフィルター(ND1000)を使った日中屋外でのスローシャッター作例

光量を落とすことで(写真を暗くすることで)シャッター速度を下げることができるため、日中の明るい時間に雲の動きを捉えたり、水面を絹のように表現することが可能になります。(NDフィルターがないと絶対に無理)

 

池に浮かんだ枯れ葉が美しい軌跡を描いていて、思わぬ表現を得ることもあります。

 

水底に沈み落ち葉と、水面を移動する枯れ葉のコントラストを表現できるのはNDフィルターを使ったスローシャッターならでは。

水面の波紋を消して滑らかな描写をできるのも特徴です。

 

また、スローシャッターを切ることで道行く人々を消すことができるという最大のメリットがあるのですが(写真には写っていませんが、実際にはたくさんの通行人がいました)、これを利用して以下のような表現も。

 

シャッター中に数秒止まってもらい、残像だけを残したり。

 

信号が変わるタイミングでシャッターを押し、横断歩道の両端だけに残像を残したり。
※歩行中の人たちはスローシャッターで捉えきれないので消えます。

 

モデルハント中の美容師(多分)が止まっているのを利用して、通行人だけが動いている世界を表現したり。

と、このようにシャッタースピードをコントロールすることが出来れば、写真の時間表現も操ることができるようになります。

※今回撮影した写真は10〜30秒のシャッタースピードで設定しています。

ちなみに人物が消える効果を利用して建物の外観撮影なんかで使われることが多いです。

NDフィルターの画質低下について

「NDフィルターを使うと画質が低下して〜」のような謳い文句をよく見ることがありますが今回使用したNano-X MRC ND1000 フィルターに関しては特に目立った画質低下は見られず、実用に十分耐えうる品質。

というか、今まで使ったNDフィルターの中では1番描写に影響なかったと思います。Nano-Xという商品名に負けない凄まじい透過性でした。

日本光学ガラスの製品を使用していることもあって透過性はもちろん、16層のマルチコーティング技術による防滴・防塵処理もバッチリで、引っかきキズにも強いみたいです。金属製の枠にも信頼がおけますね。

他メーカーと比較して

正直なところ、描写に関しては好みがあるのでなんとも言えませんが、普段自分が使っているKenkoのPROシリーズと比べてもほとんど遜色はありませんでした。

むしろK&F CONCEPTの方が薄くて扱いやすい(ケラレにくい)ので、自分はこちらをメインで使おうかなと思っています。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では低単価・高品質で信頼のあるメーカーです。

Amazonで見ても値段に大差はないので、これを機に一度手に取ってみてはいかがでしょう?

 

ちなみに、K&F CONCEPTさんはサポートが丁寧迅速なことで有名なのでしっかりとサポートを受けたい方は公式サイトからの購入をオススメします。

まとめ:使用した機材、フィルターを使いまわす活用術

「NDフィルター欲しいけどレンズをたくさん持っていてどの径を買ったらいいか悩む…。」という方に1枚のNDフィルターを使いまわすことができるアイテムを紹介した記事があるのでぜひ参考にしてみてください。

レンズリングアダプターを使って1枚のNDフィルター、PLフィルターを複数のレンズで有効活用する方法

2017.06.11

 

 

今回撮影に使った機材はこちら。

長時間露光するならある程度良い三脚があったほうがいいとは思いますが、この辺の安い三脚でも十分使うことはできます。

 

 

それでは良きカメラライフを。

 

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