一眼レフカメラ・デジタルガジェットブログ https://fabrec.jp 一眼レフカメラ・デジタルガジェットブログ Wed, 24 Jul 2019 15:03:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.9 https://fabrec.jp/wp-content/uploads/2019/04/cropped-favicon_fabrec-32x32.png 一眼レフカメラ・デジタルガジェットブログ https://fabrec.jp 32 32 Canon(キャノン)超広角レンズの選び方とおすすめの4本【フルサイズ対応】 https://fabrec.jp/2019/07/25/canon-single-focus-wide/ https://fabrec.jp/2019/07/25/canon-single-focus-wide/#respond Wed, 24 Jul 2019 15:01:47 +0000 https://fabrec.jp/?p=4628 風景や建物の内観・外観撮影で大活躍の超広角レンズ。撮影のジャンルによっては使わないこともあるので「1本も持ってない」なんてカメラマンの方もたまにいますが、僕は超広角を手に入れて良かったことがたくさんありました。 というか […]

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風景や建物の内観・外観撮影で大活躍の超広角レンズ。
撮影のジャンルによっては使わないこともあるので「1本も持ってない」なんてカメラマンの方もたまにいますが、僕は超広角を手に入れて良かったことがたくさんありました。

というか、単純に撮影が楽しくなるので1本あると良いと思います。

超広角レンズを初めて買う人へ

「超広角レンズ」には、かなりの広範囲を写せる、強力なパースを効かせられるというメリットがあり、24mmクラスの標準的な広角レンズと比べるとその差は顕著にあらわれます。

反面「ゆがみ」の発生も極端に強く、使用するレンズによっては現像でかなり調整が必要な場合もあります。なんだかんだとクセの強いカテゴリーのレンズですね。

ズームレンズ or 単焦点レンズ(超広角レンズ編)

ズームレンズは大変便利ですが、単焦点レンズと比べると描写性能・明るさは落ちる場合が多く、価格は高めです。

ただ、写真って描写力よりも瞬間を切り取る能力の方が大事だったりするので、レンズ交換の時間をなくしたズームレンズはシャッターチャンスを捉える力が優れていると言えます。

特に、結婚式やイベント撮影、ポートレートなどレンズ交換するタイミングが限られた環境では大活躍。動画撮るときもかなり重宝しますね。

  • 仕事で使う→ズームレンズ
  • 趣味で使う→単焦点レンズ

くらいで割り切ると選ぶのが楽です。

筆者はズームレンズ派

僕が使っているCanon EF16-35mm F4L IS USMはいわゆる『小三元レンズ』と呼ばれ、超広角から標準域までF4通しで使える結構便利なレンズです。

描写もなかなかキレイでこんな感じ。逆光にも強いです。

これの上位互換的なF2.8通しのCanon EF16-35mm F2.8 L III USM(大三元レンズ)もありますが、僕は「16-35mmは遠景撮影のみ」と割り切ってF5.6あたりまで絞って使うことがほとんなので別にどっちでも良いかなと思ってました。今になって大三元欲しい…って思うけど。

Canon EF16-35mm F4L IS USM

もう2〜3年くらいのお付き合いになるけど、高い描写力を持ちながら軽くて取り回しが効いて、近接撮影までこなせる万能なやつ、といった感じでとてもお世話になってるレンズです。

「16-35のF4(イチロクサンゴーのエフヨン)」なんで呼んでます。この辺は人によって呼称が違うかも。

「ボディが安っぽい」とか「小三元レンズは認めない」とか散々言われたりするけど描写性能は高く、F5.6まで絞ったときは大三元レンズとそこまで大きく変わらない。

4段分の強力な手ぶれ補正も魅力で、手持ちでも1/4秒くらいならほとんどブレずにシャッターきれるので強い。実際は1/8秒くらいで撮ること多いけど。

16mm時(フルサイズ)の手ぶれ限界値は1/16秒なので、それ以上遅いシャッタースピードでは手ぶれ補正を使いましょう。

最短撮影距離が0.28mと、なかなか寄れるので、物撮りやテーブルフォトにも一応使える。飲食店の撮影なんかはこれ一本で内観から料理までこなせてしまうことがあります。
大三元レンズのCanon EF16-35mm F2.8 L III USMだとボケを活かした撮影も望めるので、ポートレートに使用するなども可能。

とはいえ、広角でパンフォーカスがメインになるので三脚が使える場所でしか撮影しないならF2.8はそこまで必要ないですね。

TAMRON(タムロン) SP 15-30mm Di VC USD A012E(フルサイズ対応)

タムロンが全力振り絞って作った大口径超広角ズームレンズ。
「重くてデカい」が代名詞となりつつある出目金レンズですが、取り回しのしやすさなどを完全に捨てて描写性能にステータス全振りしたようなやつです。
最近のタムロンはSIGMAのArtシリーズ意識したようなレンズ多くてとても好きです。

多方面で高評価を得ているのですが特長をザッとまとめるとこんな感じ。

タムロン SP 15-30mmの特長
  • 圧倒的解像力
  • キャノン用のみリアフィルター(レンズの後玉部分にフィルターが挿せる)が付いている
  • タムロンらしい暖色寄りの色乗り
  • F2.8の大口径ズームなのに低価格
  • 手ぶれ補正あり

この値段で買える超広角ズームとしては圧倒的に高性能。描写性能だけでいくと先程紹介した16-35mmは涙目ものですが、取り回しのしやすさやバランスを考えるといい勝負ってとこですかね。

安価で軽量な17-35mmF2.8-4を選択肢に入れるのもアリ

ズーム全域でのF2.8通しにこだわらないなら安価で軽量な17-35mm F/2.8-4 Di OSDというモデルもあるのでこちらもおすすめ。レンズの軽さは正義。

SAMYANG 14mm F2.8

超広角の世界を体験してみたいならとりあえずこれ。

この値段では考えられないような解像力を持っているので、他のレンズに予算を回したいとか、広角レンズはほとんど使わないけど一本持っておきたいなんて人におすすめです。

ただ、安いなりに欠点もあるので紹介すると

SAMYANG 14mmF2.8の欠点
  • 周辺光量落ちが強い
  • 歪みが強く出る(調整ほぼ必須)
  • ピント合わせがマニュアル

上記3つをクリアできる人は安価で描写性能の高いレンズを手にすることができます。

あと、あえて触れてませんでしたけど単焦点レンズなのでズームはできません。

SIGMA14-24mm F2.8 DG HSM | Art

近い焦点距離に12-24mmF4 DG HSM | Art がありますが、全体的にスペックが優れていて設計が新しい14-24mmを選んでおけば間違いないでしょう。

参考までに12-24mmと14-24mmをざっくり比較するとこんな感じです。

SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | ArtSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art
発売日2016年10月28日2018年3月9日
マウントキャノンEF、ニコンF、シグマSAキャノンEF、ニコンF、シグマSA
焦点距離12-24mm14-24mm
フォーカスAF/MFAF/MF
絞りF4-F22F2.8-F22
絞り羽根9枚(円形絞り)9枚(円形絞り)
レンズ構成11群16枚11群17枚
最短撮影距離0.24m(24mm時)0.26m(24mm時)
最大撮影倍率0.2倍0.18倍
防塵防滴簡易防滴・防塵(マウント部)SIGMA Sportsラインと
同等の防塵・防滴構造
最大径102mm96.4mm
長さ131.5mm135.1mm
重量約1150g約1150g

上記を見れば14-24がいかに優れているかわかると思います。これに加えて、レンズ一体型になっている花形フードを追加2万円の費用で円形のフードに交換することが可能です(14-24mmのみ)。

SIGMAにとって12-24ってどの立ち位置なんだろう…?と時々思います。

Canonの16-35mmF4やタムロンの15-30mmF2.8より高価ではありますが、SIGMAのArtシリーズならではの描写性能にSportsラインの防塵・防滴構造が加わった強力な超広角レンズです。

予算が許すのであれば最もおすすめな一本。

Tokina opera 16-28mm F2.8 FF

前モデル『AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX』の後継機種として正統進化を遂げたこのレンズ。

同社の最高峰ブランド『Opera』の名を冠する実力は伊達じゃなく、P-MO非球面レンズをはじめとして、トキナーの技術力をジャブジャブ注ぎ込み収差やゴーストフレアなどを徹底的に抑制。

また、鋭い切れ味のある描写力は前モデルよりさらに進化を遂げています。すごいぞ、トキナー。しかも結構安い。

まとめ:超広角の世界はこだわり始めるとキリがない

はい。見出しの通り超広角レンズってこだわり始めると本当にキリがなくて、割と深い沼だなといった印象です。

僕は描写力に関してはそこまでこだわっていなくて、使いやすくて持ち運びしやすいのが一番だと思っています(仕事で使うことを主軸に置いているので)。

だからどうしても純正を選んでしまう。これはもう仕方ない。
やっぱりメーカー純正レンズって高いけど全体の仕上がりバランスがとても良いんですよね。

描写性能を追い求めるなら趣味用に単焦点を買うなど割り切った方が良いと思います。

というわけで皆とりあえず純正買っておこう。もしくはSAMYANG買って超広角体験をすると良い。

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5999円の完全ワイヤレスイヤホン『LibertyNeo』を超絶おすすめする理由 https://fabrec.jp/2019/05/03/liberty-neo/ https://fabrec.jp/2019/05/03/liberty-neo/#respond Fri, 03 May 2019 10:39:39 +0000 https://fabrec.jp/?p=5072 先日購入したAnkerの完全ワイヤレスイヤホン『SoundCore Liberty Neo』が想像を超えるクオリティの高さだったので興奮冷めやらぬままこの記事を書きます。 ワイヤレスイヤホンを使ったことがない有線派の人ほ […]

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先日購入したAnkerの完全ワイヤレスイヤホン『SoundCore Liberty Neo』が想像を超えるクオリティの高さだったので興奮冷めやらぬままこの記事を書きます。

ワイヤレスイヤホンを使ったことがない有線派の人ほど試して欲しい。

ほぼ装着感ゼロの軽さ

手のひらにLibertyNeoを乗せた様子

真っ先に伝えたいのはこのイヤホンがめちゃくちゃ軽いこと。片耳約5gしかないので装着感はほぼゼロです。
※ケース込の重量で約51g

僕はイヤホンを長時間つけることが多く、重たいイヤホンだとすぐに耳が疲れてしまうのでこの軽さは非常にありがたい。
重量の問題はネックバンド式のイヤホンだと解消されることは多いが、肩への負担が大きかったり有線が邪魔でストレスになる。やはり完全ワイヤレスは最高。

ケースから取り出した瞬間に接続。遅延はほぼない

LibertyNeoのケースと中身

接続感度はかなり良好。安いイヤホンだとブツブツ切れたりするが『LibertyNeo』では特殊な環境を除いてまだ一度も起こったことがありません。ゲームや動画視聴でも問題ありませんでした。

1度接続しておけば次回からはPUDH AND GO機能によりでケースから取り出した瞬間に接続、ケースに入れると接続が切れます。接続までもかなり早いのでこのお手軽感はAirPods並。

片耳(右耳)だけの接続ができる

右耳用は単独でも動きます。自転車乗るときは片耳で走らなければいけない(自治体によってはダメ)ので、大変重宝している。

他の記事で「左右どちらも単独で使用可能(モノラル接続)」と書いてありましたが左耳用は単独で接続できないのでは?

使用する方法があれば誰か教えてください。

接続の安定性はそこまで高くない

都内の満員電車や渋谷のスクランブル交差点で使用していると接続が切れることが多くありました。特に満員電車のように人が密集している場所での安定性は期待しないほうがいいでしょう。

また、NFMIには対応していない(少なくとも対応している記述は見つからない)ので左右の接続安定性も、ハイエンド機種と比べるといくらか見劣りします。

耳のフィット感が最高。走ってもズレ落ちない

LibertyNeoの付属品一覧

重量が軽いだけでもありがたいのに、装着時のフィット感がたまらなく良い。
3サイズのイヤーピースとイヤーウイングが付属しているのでサイズが合わない心配もほぼなし。

試しに10kmくらいランニングをしてみたが一度も外れなかった。IPX5の防水性能も備えているのでアクティブな使用をしても問題ないですね。

低音がやや強めのクリアな音質

低音がやや強めで、全体的にクリアな音質でバランスがとても良い。ボーカルの音もフラットな印象で、声が曇って聞こえたりするようなことはない。

通話時の音声もかなりクリアで、お互いにLibertyNeoを装着して通話テストをしてみたが極めて良好な感度だった。

レビューだから良いこと書いてるとかじゃなくて、本当に音質が良かったのでぜひ試して欲しい。

屋外での通話時は周囲の音をよく拾うので注意

環境音を拾いまくるので、屋外で通話時は相手がかなりうるさく感じてるかも。

風が強い日だと何を喋ってるかわからないくらいうるさいです。

単体で3.5時間、ケースと合わせて最大12時間稼働

LibertyNeoがケースに収まっている姿

使用する音量にもよりますが、フル充電のイヤホンで3.5時間稼働、充電ケースと合わせると最大で12時間稼働するのでバッテリー持ちの心配はあまり必要ありません。

『LibertyNeo』で次の曲を再生、前の曲を再生する

曲の再生やコントロールは以下の操作で可能です。(iPhoneXSで検証)

操作 操作するイヤホン 動作
押す 右・左どちらでも 再生/一時停止
1秒長押し 次の曲を再生
1秒長押し 前の曲を再生

通話に関する操作は以下の通り

操作 操作するイヤホン 動作
押す 右・左どちらでも 電話に出る/切断
1秒長押し 右・左どちらでも 着信を拒否
押す 保留・新規着信に出る
1秒長押し 保留の電話と切り替える

これを見るとやはり右のイヤホンがメインなのでしょう。

SoundCore Liberty Neoの総評

小型・軽量で高音質、そして防水性能までついてこの値段はなかなかお目にかかれるものではありません。

前モデル『Liberty Lite』の接続安定性を改良したモデルなだけあり、かゆいところに手が届くとても良質なイヤホン。

製造元のAnkerは高品質で低価格な商品をたくさん作っていて本当に好きなメーカーです。僕のデスク周りはAnkerまみれでしたが、ついにイヤホンまで染まってしまいました。

これからも大切に使っていきたいと思います。

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ソニーEマウントのマクロレンズのおすすめ13本を比較【商品撮影・ブツ撮り用に】 https://fabrec.jp/2019/05/02/sony-e-macro-lens/ https://fabrec.jp/2019/05/02/sony-e-macro-lens/#respond Thu, 02 May 2019 14:54:36 +0000 https://fabrec.jp/?p=4906 商品撮影(ブツ撮り)やテーブルフォト、料理や小物の撮影で大活躍するマクロレンズ。 マクロに関しては基本的に1本あれば十分というケースがほとんどなので、純正・社外品を含めたラインナップから1本を選べるようにそれぞれ比較して […]

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商品撮影(ブツ撮り)やテーブルフォト、料理や小物の撮影で大活躍するマクロレンズ。

マクロに関しては基本的に1本あれば十分というケースがほとんどなので、純正・社外品を含めたラインナップから1本を選べるようにそれぞれ比較してみようと思います。

今回紹介するのはこちらの13本。(選択したものにページ内ジャンプします)

レンズ名称 実売価格 焦点距離 センサーサイズ
ソニー FE90mm F2.8 12〜13万円 90mm フルサイズ
ソニー FE 50mm F2.8 4〜6万円 50mm フルサイズ
カールツァイス
Batis 2/40 CF
14万円前後 40mm フルサイズ
シグマ SE 70mmF2.8Art 5万円前後 70mm フルサイズ
Voigtlander 65mm F2 10〜11万円 65mm フルサイズ
トキナー FiRIN 100mm F2.8 6〜7万円 100mm  フルサイズ 
サムヤン 100mmF2.8 ED 7〜9万円 100mm  フルサイズ 
中一光学 FREEWALKER
20mm F2.0
2万円前後 20mm フルサイズ
LAOWA 25mm F2.8 2.5-5X 5万円前後 25mm フルサイズ
LAOWA15mm F4
7万円前後 15mm フルサイズ
ソニー E 30mm F3.5
2万円前後 30mm APS-C
カールツァイス Touit 2.8/50 10万円前後 50mm APS-C
LAOWA 60mm F2.8 2X 4〜5万円 60mm APS-C

フルサイズ用とAPS-C専用のレンズについて

レンズを持つ人の手が写っている様子。イメージ写真

レンズにはそれぞれ「フルサイズ対応」と「APS-C専用」と書かれたものがありますが、知識ゼロでレンズを選ぶならとりあえずフルサイズ用のレンズを買っておけばAPS-Cのボディにも使えるので間違いなし。

本来なら使ってるボディに合ったレンズを選べば良いのですが 「カメラ本体と一緒にレンズを買う予定」で、これからカメラを始める方も多いことでしょう。
僕の周りでは”お店の商品撮影用にカメラ欲しい”なんて相談を受けることもよくありましたので、後々本体をアップグレードすることも見越してフルサイズ用のレンズをおすすめしています。

 

一応フルサイズ機でも「APS-C専用」と書かれたレンズをクロップモード(画素数が落ちる)で使用することができます。
※センサーの中央部分のみを使用して撮影するため、画素数を落とした写真になります

フルサイズ用のレンズにはプロユースな設計のものも多く、APS-C専用と比べると画質やAF駆動は高性能。1本持っておけばずっと使えるので予算が許す限り高性能なものを選ぶのがおすすめです。

もしボディも一緒に買うなら

ちなみに、ボディも一緒に買うのであれば今だったらα7Ⅲ(フルサイズ)かα6400(APS-C)あたりがおすすめ。

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3

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ソニー SONY ミラーレス一眼 α6400 ボディ ブラック ILCE-6400 B

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115,655円(03/27 21:12時点)
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予算的に合わなければ型落ちのα7Ⅱ(フルサイズ)を中古で買うカメラのキタムラマップカメラ)か、同じく型落ちのα6300(APS-C)なら新品でも実売7万を切っているのでこちらを購入すると良いでしょう。

 

中古でカメラを買うならマップカメラがおすすめですが、カメラのキタムラは全国から取り寄せ発注をしてお近くの店舗で現物を見てから購入することができます。
取り寄せだけしてキャンセルも可能ですが、事前に店舗への問い合わせを推奨。

フルサイズ用マクロレンズ10本

SONYのα7Rとα9が写っているイメージ写真

今回紹介するマクロレンズのほとんどがフルサイズ対応。
前述したとおり、複数のマクロを所有することはあまりなく、近接撮影のプロとかその道を極めようとでもしない限り1本あれば十分です

できればフルサイズ対応のものを買って長く使える1本にしましょう。

【神レンズ】SONY(ソニー)マクロレンズ FE 90mm F2.8 Macro G OSS  SEL90M28G

ソニーEマウントのフルサイズ対応マクロレンズとしては初めて発売されたレンズ。

「Gレンズ」の名にふさわしい描写性能とAF追従性能を持っていて、近接撮影のみならずポートレートなど、幅広い領域でパフォーマンスを発揮します。

単純な性能以外にも、操作性など全ての面で優れていて、DxOMarkでもかなりのハイスコアを叩き出したことで有名。

Sony FE 90mm f2.8 Macro G OSS lens review: Outstanding optical performance
Sony has started to round out the E-mount lens range for their innovative full-frame A7 bodies and APS-C format cameras, and this new 1:1 stabilized macro lens ...

このレンズには以下のような特長があります。

  • 開放F2.8からシャープで精細な描写
  • フォーカスレンジリミッタースイッチを切り替えれば動体撮影もそこそこいける
  • 手ブレ補正(OSS = OPTICAL STEADY SHOT)が付いているので手持ちでパシャパシャ撮れちゃう
  • 90mmの望遠圧縮効果を活かしてポートレートもそれなりに撮れる

 

透明感とキレのある描写と美しい玉ボケを生み出す圧倒的おすすめマクロレンズです。

撮影距離に合わせてフォーカスレンジリミッターを切り替えればテンポよく撮影することができ、手ブレ補正と合わせて使えばポートレートなどもそれなりに撮れる。
ただし、一般的なポートレート用レンズの85mmF1.4〜F1.8と比べると1〜2段暗く、開放F1.4のとろけるようなボケは生み出せないのでそこは期待しないほうが良いでしょう。

マクロレンズ特有のちょっと固めの描写も相まって「人物撮影に最適」とは言い難いですが、他のレンズよりも圧倒的に寄れるという特性を活かしてダイナミックな写真表現をするには適していると言えます。

SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS の詳細
実売価格 12〜13万円程度
発売日 2015年6月26日
焦点距離 90mm
AF/MF AF
開放絞り(F値) F2.8
最小絞り(F値) F22
レンズ構成(群-枚) 11群15枚
絞り羽根(枚) 9枚
円形絞り
画角(35mm判) 27°
画角(APS-C) 17°
最短撮影距離 (m)  0.28m
最大撮影倍率 (倍)  1倍
フィルター径 (mm) 62mm
手ブレ補正 あり(角度ブレのみ)
外形寸法 最大径x長さ (mm) 79 x 130.5mm
重量 約602g

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SONY FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28

標準単焦点と呼ばれる50mmの焦点距離は人間の視点に最も近いとされ、とても使いやすい距離感かつバランスの良い性能と価格感が人気を呼ぶレンズです。

ポートレート、スナップ撮影からテーブルフォト、料理、小物、商品撮影などこれ1本でなんでもこなせてしまうので優秀。
本体重量が約236gとかなり軽量なのもポイントで、特徴として以下のような点があげられます。

 

  • マクロレンズの中では価格が安い
  • 50mmなので近接撮影から遠景までなんでもこなせる
  • 軽量でコンパクトなのでミラーレス一眼にちょうどいいサイズ感

欠点としてDCモーター採用によりAFの合焦が遅い・うるさいのが挙げられますが、3段階のフォーカスレンジリミッターを適切に調整すればそこそこ解消します。
※音はうるさいままなので動画には向かないでしょう

より画質やAF性能にこだわるなら先程紹介したGレンズの『FE 90mm F2.8 Macro G OSS』を。フルサイズ機にこだわらないなら、実売2万円程度で手に入るAPS-C専用の『SEL30M35』もあるので、選択肢には困らないですね。

SONY FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28 の詳細
実売価格 4〜6万円程度
発売日 2016年9月24日
焦点距離 50mm
AF/MF AF
開放絞り(F値) F2.8
最小絞り(F値) F16
レンズ構成(群-枚) 7群8枚
絞り羽根(枚) 7枚
円形絞り
画角(35mm判) 32°
画角(APS-C) 47°
 最短撮影距離 (m)  0.16m
 最大撮影倍率 (倍) 1倍
フィルター径 (mm) 55mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 70.8 x 71mm
重量 約236g

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Carl Zeiss(カールツァイス) Batis 2/40 CF

被写体に寄って撮影できることから「CF」(Close Focus)の名前がついたレンズ。
厳密にはマクロではありませんが(1/3マクロ)、素晴らしいレンズなので紹介させてください。
※本当はこのレンズを1番に紹介したかった

超高画素ミラーレス時代にふさわしい設計で、カールツァイスならではの豊かな階調表現とシャープネス、赤色のヌケがとても気持ちよく、透明感のある描写をしてくれます。
ツァイスのコーティング技術は他社と比べると圧倒的に優れていて、さすがだな…と感動する。(T*コーティングの素晴らしさを知ってる人にはわかるでしょう)

また、40mmという絶妙な画角がアート表現と遊び心をめちゃくちゃ刺激してくれます。引いても寄っても楽しめるのでこれ1本あれば1日中撮影していられるでしょう。50mmや30mmを持っている人ならぜひ一度試して欲しい画角です。

2019年4月5日にファームウェア・アップデートにより瞳AFに対応したので人物や動物の撮影にもバッチリ。価格に見合った性能はもちろんのこと「ZEISSレンズ」を持っているだけで満たされる所有欲は持ち主を一生幸せにしてくれるので、予算に余裕があれば買っておいて損はありません。

カールツァイス ZEISS Batis 2/40 CF E-mount

カールツァイス ZEISS Batis 2/40 CF E-mount

124,400円(03/28 12:57時点)
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Carl Zeiss(カールツァイス) Batis 2/40 CFの詳細
実売価格 14万円前後
発売日 2018年11月22日
焦点距離 40mm
AF/MF AF
開放絞り(F値) F2.0
最小絞り(F値) F22
レンズ構成(群-枚) 8群9枚
絞り羽根(枚) 9枚
円形絞り
画角(35mm判) 34.3°
最短撮影距離 (m) 0.24m
最大撮影倍率(倍) 0.3倍
フィルター径 (mm) 67mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 91 x 93 mm
重量 約361g

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SIGMA(シグマ) SE 70mmF2.8 DG MACRO Art

通称”カミソリマクロ”の異名を持つ先代『MACRO 70mm F2.8 EX DG』から光学設計・駆動方式を大きく見直してArtレンズの一員として生まれ変わりました。

非球面ガラスの精度が向上、FLD・SLDガラスの採用して先代よりも高精細な描写、レンズの動かし方も大きく変えて収差の変動を抑え込んでいます。

70mmの絶妙な距離感は90〜100mmクラスのマクロと違って背景をそこまで圧縮せず、撮影時の距離も近いのが最高に良い(APS-C時は105mmになってしまうけど)。
商品の配置を変えるときもすぐに手が届く位置で撮影を行うことができるのは大きなメリットですね。

また、SIGMAのArtシリーズにしては珍しくスリムなボディ設計で価格も控えめ(長さはかなりあって、前玉が繰り出すとすごい長さになるけど)。
先代のレンズを踏襲した形となっていて、熱狂的なファンの気持ちを汲み取っているのはSIGMAらしくて好感が持てます。

光学性能だけを見るとソニー純正の『FE90mm F2.8 Macro G OSS』と遜色ないレベルですが、AFがなかなか遅いので購入前に実店舗でチェックしたほうが良いでしょう。

 

SIGMA SE 70mmF2.8 DG MACRO Artの詳細
実売価格 5万円前後
発売日 2018年7月6日
焦点距離 70mm
AF/MF AF
開放絞り(F値) F2.8
最小絞り(F値) F22
レンズ構成(群-枚) 10群13枚
絞り羽根(枚) 9枚
円形絞り
画角(35mm判) 34.3°
最短撮影距離 (m)  0.258m
最大撮影倍率(倍) 1倍
フィルター径 (mm) 49mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 70.8 x 105.8mm
重量 約515g

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【COSINA】 Voigtlander(フォクトレンダー) MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

高い技術力でたしかなモノづくりをする「コシナ(日本)」が製造販売するハーフマクロ(1:2)レンズ。

レンズの名称にもある『APO-LANTHAR(アポランター)』はフォクトレンダーのレンズで最も優れた製品を意味する称号で、”APO”の語源にもなった『アポクロマート設計』を用いたことをあらわすもの。
光の3原色を構成するRGB(赤・緑・青)の異なる波長による軸上色収差や倍率色収差を限りなくゼロに近づけ、高次元な色再現度が得られることを特長としています。

 

現実に限りなく忠実なシャープネスでありながらどこか味のある描写で、レンズの設計をいまだにコンピューターではなく経験に基づいた手計算でやっているから。
この描写を得るためならマニュアルフォーカスくらいは障害にならず「むしろ味があって良い」とさえなることも。実際フォクトレンダーの人気は非常に高く、コアなファンも多い。

ただし、円形絞りではないので1〜2段絞ると多角形のボケになります。開放時は玉ボケを得られますが、周辺にいくほどレモン型のボケになりがち。

65mmという焦点距離が微妙という声もありますが、個人的に65mmってわりと肉眼で見てる感じに近いな〜と思うことが多いのでむしろ使いやすいのではないかと。

ブツ撮りなんかでは商品の配置を頻繁に変えて撮影することが多いので、被写体に手が届く距離で撮影できるのはかなり便利です。

商品にすぐ手が届く距離の65mmはブツ撮りにちょうどいい距離感

VoightLander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount 233041

VoightLander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount 233041

97,601円(03/28 19:14時点)
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Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalの詳細
実売価格 10〜11万円程度
発売日 2017年8月10日
焦点距離 65mm
開放絞り(F値) F2.0
最小絞り(F値) F22
レンズ構成(群-枚) 8群10枚
絞り羽根(枚) 10枚
円形絞り 開放時のみ
画角(35mm判) 38°
最短撮影距離 (m) 0.31m
最大撮影倍率(倍) 0.5倍
フィルター径 (mm) 67mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 78 x 91.3 mm
重量 約625g

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【TOKINA】 FiRIN 100mm F2.8 FE MACRO

高い描写性能と美しいボケで有名な『AT-X M100 PRO D』の光学設計を踏襲して、ソニーEマウント用として開発されたのが『FiRIN 100mm F2.8 FE MACRO』。

絞り開放時は柔らかいしっとりとした描写とボケ味があり、カリッカリのシャープネスを再現する他社のマクロレンズとは一線を画する作りになっている。
ちょっと滲んだようなオールド感、ノスタルジックで物静かなボケは他のトキナーレンズと共通で、好みがハッキリ分かれるポイント。

程よいシャープネスと多層膜コーティングによるナチュラルな発色は「ポートレートに使ってください」と言わんばかりのスペックで好感が持てます。

TOKINA FiRIN 100mm F2.8 FE MACROの詳細
実売価格 6〜7万円
発売日 2019年4月26日
焦点距離 100mm
開放絞り(F値) F2.8
最小絞り(F値) F32
レンズ構成(群-枚) 8群9枚
絞り羽根(枚) 9枚
円形絞り
画角(35mm判) 24.5°
最短撮影距離 (m) 0.3m
最大撮影倍率(倍) 1倍
フィルター径 (mm) 55mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 74 x  123〜169mm
重量 約570g

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SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACRO

韓国の光学レンズメーカー「三洋(サムヤン)オプティクス」の100マクロ。

昔はサムヤンって超激安レンズのイメージしかなかったのですが、最近はわりとしっかりしたレンズを作っているし、ケンコー・トキナーで販売されるようになってから値段もしっかりしてきた印象。
※ケンコー・トキナーさんはGODOXの代理店やったりしていて、非常に好きなメーカー

マニュアルフォーカスのレンズなので使う場面はある程度限定されてしまうが、12群15枚の贅沢なレンズ構成から繰り出される描写は圧巻で、シャープネスとボケのバランスがとても良く、少しウェットな質感にエッジの効いた解像感が得られる。

激戦区と呼ばれる100mm台のマクロレンズに本気を投じてきたことが十分に伺えて、ボディのもかなり高級感のある仕上がりになっています。

とはいえ受注生産品なのですぐに手に入るものではないのと、そこまで価格が安いわけでもないので他のマクロレンズとの比較材料として見ておくと良いでしょう。

Samyang 100 mm f / 2.8

Samyang 100 mm f / 2.8

86,490円(03/28 06:27時点)
Amazonの情報を掲載しています

SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACROの詳細
実売価格 7〜9万円前後
発売日 2016年08月26日
焦点距離 100mm
開放絞り(F値) F2.8
最小絞り(F値) F32
レンズ構成(群-枚) 12群15枚
絞り羽根(枚) 9枚
円形絞り ○(ほぼ真円)
画角(35mm判) 24.8°
最短撮影距離 (m) 0.307m
最大撮影倍率(倍) 1倍
フィルター径 (mm) 67mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 72.5 x 149.1mm
重量 約730g

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【中一光学】 FREEWALKER 20mm F2.0 SUPER MACRO 4-4.5:1

元々、安価な大口径MFレンズを作るメーカーとして有名だったが、このレンズは超接写撮影専用というかなり特殊な用途のレンズになっている。

その昔、接写専用として有名だったオリンパスの『ZUIKO Auto-Macro 20mm F2』をファンの要望により現代にリバイバルさせたのが中一光学の『FREEWALKER 20mm F2.0 SUPER MACRO 4-4.5:1』だ。

撮影倍率が4〜4.5倍と、ワーキングディスタンス20mmの驚異的な接写撮影ができるのが最大の特長で、通常のマクロレンズでは再現できない細かなディティールを描写することができます。
※最短撮影距離は約120mm(センサーからの距離)、レンズ先端からの最短距離が20mm

虫眼鏡で写した世界をそのまま切り取るようなレンズで、使用場面はかなり限定されますが、ミニチュア模型なんかを撮影するにはもってこいです。

被写界深度がかなり浅いので、撮影時はしっかり絞り込むことをおすすめします。

【中一光学】 FREEWALKER 20mm F2.0 SUPER MACRO 4-4.5:1の詳細
実売価格 2万円前後
発売日 2017年4月
焦点距離 20mm
開放絞り(F値) F2.0
最小絞り(F値) F16
レンズ構成(群-枚) 4群6枚
絞り羽根(枚) 4枚
円形絞り
画角(35mm判) 34.3°
最短撮影距離 (m) 0.12m
※ワーキングディスタンス0.02m
最大撮影倍率(倍) 4〜4.5倍
フィルター径 (mm)
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 62 x 60 mm
重量 約210g

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【LAOWA(VenusOptics)】 25mm F2.8 2.5-5X ULTRA MACRO LAO0033

中国のレンズメーカー「Anhui ChangGeng Optical Technology」が製造する接写専用の高倍率マクロレンズ。
※日本では株式会社サイトロンジャパンが代理店です

無限遠がないので残念ながら25mmを活かした広角撮影はできないが、2.5〜5倍の超高倍率マクロを活かして被写体へダイナミックに寄って撮影することが可能。

UDレンズに多層膜コートを採用し、ナチュラルな色表現と精細なシャープネスを両立。金属筐体を採用しているので堅牢性もあり、操作性も良好でCP+2018では結構話題になっていたレンズ。

LAOWA 25mm F2.8 2.5-5X ULTRA MACRO LAO0033の詳細
実売価格 5万円前後
発売日 2018年4月27日
焦点距離 24mm
開放絞り(F値) F2.8
最小絞り(F値) F16
レンズ構成(群-枚) 6群8枚
絞り羽根(枚) 8枚
円形絞り
画角(35mm判) 10.3°
最短撮影距離 (m) 0.173~0.2235m
ワーキングディスタンス0.04〜0.045m
最大撮影倍率(倍) 2.5〜5倍
フィルター径 (mm) 67mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 98.6(~155)× 64mm
重量 約400g

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【LAOWA(VenusOptics)】 15mm F4 Wide Angle Macro with Shift

これ1本でマクロ・超広角・シフト(上下6mm)の3役がこなせるとてもめずらしい超広角マクロで、これほどマルチなレンズは他社のどこからも販売されていません
※少なくとも僕は見たことがありません

開放F4と少し暗いレンズではありますが、開放でも中央解像力はかなり高く、F5.6〜はさらに良くなり、マクロならではのシャープな描写がそのまま超広角撮影にも活かせる。残念ながら周辺の解像力はそこまで高くありませんが。

APS-Cで使用する際は中央から四隅までしっかりと描写し、シフト機能もほぼ完璧に使用できる(フルサイズ時はあまりまともに機能しない)ので、APS-C機でベストパフォーマンスを発揮するレンズと言えるでしょう。

等倍撮影するためにはレンズ前玉から4.7mmまで近づかなければいけないので注意が必要です。

LAOWA 15mm F4 Wide Angle Macro with Shiftの詳細
実売価格 7万円前後
発売日 2016年4月2日
焦点距離 15mm
開放絞り(F値) F4.0
最小絞り(F値) F32
レンズ構成(群-枚) 9群12枚
絞り羽根(枚) 14枚
円形絞り
画角(35mm判) 110°
最短撮影距離 (m) 0.12m
ワーキングディスタンス0.47cm
最大撮影倍率(倍) 1倍
フィルター径 (mm) 77mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 83.8 x 64.7 mm
重量 約410g

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APS-C用マクロレンズ3本

APS-C専用設計のマクロレンズはあまり数が多くないのですが紹介します。

冒頭でも伝えましたが、マクロレンズは1本を長く使うことが多いので、できればプロユースなフルサイズ用レンズを買うことをおすすめします。

SONY E 30mm F3.5 Macro SEL30M35(APS-C用)

APS-C用のマクロといえばまっさきにこのレンズが上がります。

Eマウントの主流がNEXだった2011年から存在するマクロ。とにかく軽くてお手軽なのが特長で、重量は約138gしかありません。価格もお手頃です。

反面、ボディの作りはチープで描写もそれなり。この価格で等倍撮影ができるのは魅力的ですが、本格的に写真を楽しみたいとなると物足りないでしょう。

このレンズはこんなシーンで活躍します。

  • 旅行で良い写真をたくさん残したい
  • 赤ちゃんの写真を撮りたい
  • 料理の写真を撮りたい

とにかくお手軽(価格も安い)です。APS-C機だとちょうど使いやすい画角になるのでカメラ初心者におすすめのレンズ。

SONY E 30mm F3.5 Macro SEL30M35の詳細
実売価格 2万円前後
発売日 2011年 9月22日
焦点距離 30mm
開放絞り(F値) F3.5
最小絞り(F値) F22
レンズ構成(群-枚) 6群7枚
絞り羽根(枚) 7枚
円形絞り
画角(35mm判) 50°
最短撮影距離 (m) 0.095m
最大撮影倍率(倍) 1倍
フィルター径 (mm) 49mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 62 x 55.5mm
重量 約138g

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Carl Zeiss Touit 2.8/50

中望遠レンズでこのコンパクト、重量(約290g)を実現できるのはAPS-C用レンズならでは。開放F2.8と明るいレンズなのも魅力的ですね。

近接撮影ではカールツァイスらしいシャープな描写を得られ、とても良好ですが背景ボケがややうるさく渦状になる。ここは好みが分かれるところですが、玉ボケが好きな人には10万円を出してまで買う価値はないのかな、と思ってしまいます。

僕だったらもうちょっとお金を出して同じカールツァイスのCarl Zeiss Batis 2/40 CFを買うかな…。(これもいいレンズだとは思うけど)

カールツァイス Touit 2.8/50M(ソニー Eマウント)

カールツァイス Touit 2.8/50M(ソニー Eマウント)

132,660円(03/28 01:13時点)
Amazonの情報を掲載しています

Carl Zeiss Touit 2.8/50の詳細
実売価格 10万円前後
発売日 2014年3月29日
焦点距離 50mm
開放絞り(F値) F2.8
最小絞り(F値) F22
レンズ構成(群-枚) 11群14枚
絞り羽根(枚) 9枚
円形絞り
最短撮影距離 (m) 0.15m
最大撮影倍率(倍) 1倍
フィルター径 (mm) 52mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 65 x 91 mm
重量 約290g

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LAOWA 60mm F2.8 2X ULTRA MACRO

LAOWAって本当に珍しいレンズが多くて、これもそうなんですが2倍マクロから無限遠まで1本でこなせるってどうなってるんだ…。当然エクステンションチューブやテレコンは不要。特殊なレンズ設計は特許も取得しているそう。

14枚羽根の円形絞りが生み出すフワトロな描写は、お花畑を撮るために作られたんじゃないかと思うほど息を飲むような写りです。繊細で美しいってこういうことだ。

撮影倍率は0.1〜2倍まで対応しているのでロケーション、シチュエーションに合わせた柔軟な撮影が可能。

APS-C用のレンズではありますが、最接近(2倍マクロ)時のみフルサイズでも使用できます。

LAOWA 60mm F2.8 2X ULTRA MACROの詳細
実売価格 4〜5万円前後
発売日 2016年4月2日
焦点距離 60mm
開放絞り(F値) F2.8
最小絞り(F値) F22
レンズ構成(群-枚) 7群9枚
絞り羽根(枚) 14枚
円形絞り
画角(35mm判) 25.3°
最短撮影距離 (m) 0.185m
最大撮影倍率(倍) 2倍
フィルター径 (mm) 62mm
手ブレ補正 なし
外形寸法 最大径x長さ (mm) 95 x 70 mm
重量 約503g

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まとめ:予算に余裕があれば純正90マクロやBatisの40mmを

マクロレンズの情報を良く聞かれるので、まとめてみたら意外とボリュームがありました。

今回紹介した13本の中で1本を選ぶなら『SONY FE90mmF2.8 Macro G OSS』か『Carl Zeiss Batis 2/40 CF』の二択でしょう。

予算に余裕がなければ『SIGMA SE 70mmF2.8 DG MACRO Art』か『TOKINA FiRIN 100mm F2.8 FE MACRO』かな。
最近トキナーがレンズに力入れてるのと、ユーザーが少なくて他の人と画作りが被らなくて面白いと思う。

こんなこと言ってる時点でかなりトキナーに心が傾いてしまってはいるが、じっくり検討していきたいところです。

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1年近く使っているUNIVERSAL PRODUCTSのユーティリティーバックパック(1LDKで展開しているブランド)がへたってきたのと、底面の保護性能があまり高くないことに気づいたので新しいものを探しています。(個人的にデザインはめちゃくちゃ好き)

最近15インチのMacBook Proに買い替えたこともあり、15インチのMacBook Proが収納できるサイズを紹介していきます。

WERKS(ワークス)| trip2.0

WERKS_trip2.0のリュックを背負った男性

WERKS | trip2.0の商品ページより引用 http://werks.jp/products/trip-new-version/

「旅」をテーマにデザインされたWERKS(ワークス)のリュック、trip2.0。

元々はアウトドアギアを販売しているブランドだけあってガッシリとした作りに様々なアクティビティに対応できるギミックも用意されています。

3WAYバッグとしてはめずらしくショルダースタビライザーが備わっていたり、縦でも横でも自立するようになっていて、かなりすごい設計。

表生地には300デニールのポリエステルを採用し、超撥水加工がされているので多少の雨は弾きます。その上レインカバーまで付いているので、もはや非の打ち所がない…。

オンオフ兼用で柔軟なスタイルがとても好きで、天候に左右されずアクティビティを楽しめるバッグとして使えそうです。

(ワークス)WERKS trip black WB-005-01

(ワークス)WERKS trip black WB-005-01

29,700円(03/28 01:47時点)
Amazonの情報を掲載しています

RAINS(レインズ) | FIELD BAG

2012年にデンマークで誕生した「RAINS(レインズ)」のバックパック。

“雨の日もファッションを楽しむ”をコンセプトに様々なレインウェアを展開している北欧ブランドで、デザイン・機能性ともに優れた防水リュックとして有名です。

ポリウレタン性のマットな質感が特長で、どんな服装にも合わせやすいので通勤通学に大活躍の予感。カラースタイルも豊富で男女兼用で使えるのも特長ですね。

こちらは『FieldBag』というモデルで、15インチのMacBook Proを収納できる大きめなスリーブが付いています。

他にも『BackPack』や『City BackPack』といった商品を展開しているので自分のスタイルに合うデザインを選んで雨の日を思いっきり楽しんでみてください。

デザインはCityBackPackが1番好きなのですが、13インチのMacまでしか入らないので断念しました…。

RAINSはオシャレで雨の日に強いですが長時間の移動に向いている設計とは言いにくいです。ファッション性は高いのでトレードオフといったところですね。

InCase(インケース) |  ICON Slim Pack

Incaseのリュックが写った画像

MacBook用のリュックといえばInCaseというくらいMacユーザー御用達のブランド。
※そもそもApple公認ブランドです

デザイン・機能性・保護性能に優れていて「迷ったらInCase買っとけ」と言えるほどおすすめです。
こちらのモデルはPCスリーブとメインストリームが別れている他、サイドに小物入れが入っていたりと、収納力が高めのわりに価格はお手頃なのでかなり優秀。

InCaseのリュックは長時間背負っていても疲れない設計で、丈夫な作りになっているのも高評価です。

InCase (インケース) | ICON Lite Pack

先程紹介したモデルよりもコンパクトかつスリムなデザイン。

PCポケットと小物収納が中にあり、カバンが大きくなるのが嫌な人にはおすすめ。リュック・バックパック特有のゴツさもあまりないので女性でも使えるユニセックスな仕様になっています。

この価格帯にしてはかなりの高性能で、耐久性・収納力・デザインすべてが優れているので強いこだわりがないなら万人が使えるシンプルなアイテムです。

C6(シーシックス) | DURABLE NYLON Chrysalis Backpack C1969

UK発のブランドC6から高強度の1680デニールナイロン”DURABLE NYLON”を使用したバックパック。

同ブランドの人気モデル「SlimBackPack」をコンパクトにした当モデル「Chrysalis Backpack」は、都会のライフスタイルに適していて、他のデザインと違ってかなりスリムなのが特長です。
フラップタイプの収納と、背面ファスナーに15インチまでのラップトップを収納可能なスリーブポケット、その他にも小物ポケットが多いので、収納力の心配はなさそう。

しかもこのリュック、ありがたいことにAmazonプライム会員ならprime wardrobeで無料お試しできる。(最高か)

厳選した結果えらばれなかったリュックたち3つ

15インチまでのMacBookが収納できるリュック(しかも黒限定)ということでかなり厳選した結果、紹介されなかったものたちをここで供養します。

Côte&Ciel Isar Rucksack(コートエシエル  イザールリュックサック)

15インチまで収納可能かつ、デザイン性・機能性に優れているのですがもはや紹介の必要がないくらい有名なので割愛しました。
※デザインが中性的すぎて個人的にあまり好きじゃないという理由もある

2008年にフランス・パリで発足されたブランドで、「Côte&Ciel」は英語で「coast and sky(海岸と海)」という意味。

Apple製品に特化したプロダクトが多く、現代人のライフスタイルに合わせたリュックを作ったブランドとしてはパイオニア的存在だったりする。

ベルーフ URBAN EXPLORER 20

[ベルーフ] リュック

[ベルーフ] リュック

33,660円(03/28 09:56時点)
Amazonの情報を掲載しています

機能性・デザイン性ともに好きで、「URBAN EXPLORER 20」という名前も都会っぽくて良いな〜と思っていたのですが、あまりのゴツさに背負う人を選ぶリュックでは…?と気づいたのでやめました。

各収納の他、背面にセキュリティポケットが付いているなど世界中あらゆるシーンで使われることを想定して作られたプロダクトだと思います。

海外旅行・出張が多い方には結構おすすめです。

Aer FitPack2

元々はKickStarterというクラウドファンディングで出資者を募って2014年にスタートしたサンフランシスコのブランド「Aer(エアー)」ですが、BEAUTY&YOUTHでも販売されていたことがあるので、知っている方も多いはず。

今では普通に販売されていて、一部では根強い人気を誇る「FitPack2」の個人的にNGだったのが、メインコンパートメントが自由すぎること、立ちながら開いたときに中身が散乱するリスクがあることでした。
(表生地があんまり好きじゃないのもある)

同ブランドに「TRAVEL PACK(トラベルパック)」というかなりカッコいいバックパックもあるのですが、Macを収納するにはゴツすぎる&オーバースペックすぎるのでやめました。

Aer TRAVEL PACK 2 BLACK AER-21007

Aer TRAVEL PACK 2 BLACK AER-21007

Amazonの情報を掲載しています

 

というわけで13〜15インチのMacBookが収納できるリュックの紹介でした。

あまり人と被りたくない人はWERKSやRAINSのリュック、値段とデザイン・機能性のバランスを取るならInCaseを選ぶと幸せになれそうです。

C6はバックパックとしてはかなり優秀ですが、値段もそれなりに高いのと持ってる人が結構多いのでそのへんをどう考えるかですね。

 

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https://fabrec.jp/2019/04/25/pc-bag-15inch/feed/ 0
WiMAXを解約して「Softbankのウルトラギガモンスター+ & テザリング」運用に切り替えたら最高だった https://fabrec.jp/2019/04/13/moblie-router/ https://fabrec.jp/2019/04/13/moblie-router/#respond Sat, 13 Apr 2019 07:03:53 +0000 https://fabrec.jp/?p=4696 Ymoblie+WiMAXを1年半くらい使用していたのですが「これってもしかして3大キャリア+テザリングで使った方がお得では…?」と気づきSoftbankのウルトラギガモンスター+(50GB、SNS使い放題) […]

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Ymoblie+WiMAXを1年半くらい使用していたのですが「これってもしかして3大キャリア+テザリングで使った方がお得では…?」と気づきSoftbankのウルトラギガモンスター+(50GB、SNS使い放題)を契約してから約半年が経ちました。

結果として最高のWi-Fi環境を手に入れたので紹介します。

Softbankに変えてから手に入れたもの

昔はSoftbank好きじゃなかったんですけど、契約してから大好きになりました。

理由は以下の3つ。

  • 大容量&高速なWifi環境がいつでも使える
  • 持ち歩く荷物が減った
  • YahooショッピングやLOHACOでめちゃくちゃポイント貯まる(ポイント10倍)

モバイルルーター契約してた頃と違って「今日は外で作業するぞ!」と身構えてなくてもiPhoneなら常に持ち歩いてるのでいつでも気軽にPCで作業できるのが最高ですね。あと、通信料金が若干安くなりました。(YahooショッピングやLOHACOについては別の話だけど)

ゴリ押しするけど本当に最高なのでこれから詳細書きます。

繋がりやすい・速度早い・容量多いで最高すぎる

Softbankのテザリングめちゃくちゃ早いしどこでも繋がる。今現在カフェでテザリングをしながらこの記事を書いているのですが、速度を計測してみたら46Mbps出てました。

Softbankテザリングの通信速度46Mbpsが出たときのスクリーンショット

Fast.com(by NETFLIX)で計測(テザリングに使用した機種はiPhoneXS)

以前に同じ場所でWiMAX使ったら電波なくてまったく繋がらなかったので感激。月50GBまで使えて、下記サービスは無制限で使い放題でなので最高です。

  • YouTube
  • AbemaTV
  • TVer
  • GYAO
  • hulu
  • LINE
  • Twitter
  • Instagram
  • Facebook
  • TikTok

 

WiMAXのモバイルルーター(ポケットWi-Fi)を使っていたときの問題

WiMAX2+を使っていたときは通信について以下の問題を抱えていました。

  • 建物の中だと全然繋がらない
  • 速度めっちゃ遅い
  • 電源入って立ち上がるまで時間かかる(時々トラブって立ち上がらない)

「最大708Mbps」の通信速度を謳うWiMAXですが、建物に入ると極端に電波悪くなるので1年半使っていて一度もそんな速度を見たことがありません。おかげでiPhoneが毎月速度制限になっていました…。
※ちなみに僕は都内在住です

LTEプラン(月間7GBの容量制限)はそこそこ速いみたいですが、容量制限あるのであまり現実的ではないです。



通信容量が増えて時間・場所に縛られず生活ができるようになった

こちら、僕が10月1日〜3月末までほぼ毎日1時間程度のテザリングを使用した累積の通信量です。

移動中、カフェなど外で仕事する際も臆せず大容量の通信をしているので時間や場所に縛られず生活ができるようになりました

普通にiPhone単体ではこんな感じ。テザリングと合わせて半年で155GB使ってます。

これだけ見ると50GBもいらない感じはしますが、初月に使いまくって40GB超えたのを観測しているのでこれくらいがちょうどいいです。

 

モバイルルーターがいなくなったことで管理コストが減った

ポケットWi-Fiなんて言うくらいだから小型で便利なものかと思っていましたが、実際に使ってみると面倒な点も多かったです。

  • 家に帰ったら充電しないと次の日まで持たない
  • インターネットを使いたいときは電源ボタンを長押しする必要がある
  • 家に忘れて一日使えないことがある

ただPCでインターネットをするためだけに使う存在としてはかなり手間のかかるやつでした。
これらすべてをiPhone1台に集約することで生活が一気にスマート化しQOLは爆上がり

iPhoneを充電し忘れることはほぼないし、いちいち電源オンオフなんてしない、そして家に忘れることもほぼない存在。PCにケーブル繋げば充電されるし自動でテザリングしてくれるし最高です。

今となっては何故ルーターを契約していたのかわからないほどだ。

値段そんなに変わらないしコスパ考えたら3大キャリアの方が良い

今の体制になる前はYmobile(8000〜9000円、機種代込)+WiMAX(5000円くらい)で月に12000〜13000円の通信費がかかっていました。
速度制限なりまくってた時期は月3000円くらい課金してたのでもっとかかってたけど…。

今はSoftbankのウルトラギガモンスター+(50GB)と機種代込で13000円くらいしかしないので全然変わらんですね。むしろちょっと安くなった

何より速度がめちゃくちゃ早くて快適なので、スタバの遅いWi-Fiとか使わなくなりました。どこにいても快適。唯一繋がらないのは地下鉄の走行中くらいな気がする。

まとめ:外でネットする人は3大キャリア絶対おすすめ

モバイルルーターは場所によってまったく繋がらないことが多いです。そもそもユーザー数が少ないから通信環境改善されないってのはあると思う。

それに比べてSoftbank含む3大キャリアは数多くのユーザーを支えるため、日々ネット通信環境の改善をしている(はず)なのでどこに行っても高速なインターネット環境が手に入ります。

長時間のテザリング使用は本体に負担がかかりパフォーマンスの低下に繋がるのであまりおすすめしませんが、外で頻繁にネットを使用する人はテザリングの方が極めてコスパ高い(QOLめっちゃ上がる)ことを知っていただければ幸いです。

Softbank昔好きじゃなかったけど大好きになりました。

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キャノンの50mm単焦点レンズのおすすめ【EFマウント フルサイズ対応】 https://fabrec.jp/2019/04/05/canon-singlefocus-50mm/ https://fabrec.jp/2019/04/05/canon-singlefocus-50mm/#respond Fri, 05 Apr 2019 04:57:24 +0000 https://fabrec.jp/?p=4624 人間の視覚に最も近い焦点距離とされ、多くの人に愛用される50mmの単焦点レンズ。(標準単焦点と呼ばれる) 各メーカーが力を入れてることもあり、単焦点レンズの入門としてはとてもおすすめです。 コスパが高いものから一生モノに […]

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人間の視覚に最も近い焦点距離とされ、多くの人に愛用される50mmの単焦点レンズ。(標準単焦点と呼ばれる)

各メーカーが力を入れてることもあり、単焦点レンズの入門としてはとてもおすすめです

コスパが高いものから一生モノになりそうなレンズまで、合わせて10本を紹介していきます。

 

今回紹介するのはすべてフルサイズ対応のEFマウントです。キャノンのレンズはバックフォーカスが短い特殊な作りをしているため、APS-C用レンズ(EF-Sマウント)をフルサイズに装着することはできません。
サードパーティー製は装着できますが、盛大にケラレが発生します。

魅惑の激安中華レンズ。YONGNUO 50mm F1.8

激安中国製レンズ。いきなりマニアックなやつから紹介しますが、とりあえず単焦点の世界を味わいたいならこれ。この安さを待っていましたよ。

以前にYONGNUOの単焦点レンズを紹介した記事でも書いていますが、こちらはCanonの初代撒き餌レンズ『EF50 F1.8 Ⅱ』の初期型(STMになる前)を若干改良したような性能のレンズです。

AF(オートフォーカス)の性能はイマイチなのでピント合わせは少しだけ苦労するかもしれませんがこの値段ならそれも我慢できるはず。

もっと高性能なやつ欲しくなったらメルカリ使って3000円くらいで売れば良いので、差し引き3000円でレンタルor一生保有が選択できる。
これはコスパ最強ですね?

寄れる単焦点、まさかの手ブレ補正付きで初心者に超おすすめ。TAMRON SP45mm F1.8 Di VC F013E

タムロンは本当にユーザーのことをよく考えているな〜と思うことが多いのですがこのレンズはまさにそれ。

50mmの単焦点って実は初心者に「コレ!」と言っておすすめできるものが少なくて、キャノン純正の撒き餌レンズは安価だけど性能はそこそこ、SIGMAのArtレンズは高いし性能尖りすぎ。タムロンはマイルドに性能と単価のバランスを取って手ブレ補正まで付けてくれてるんだからやっぱり他社とは違いますね。

マクロレンズ並に寄れる。さすがタムロン

タムロンのマクロといえばSP90mm、通称「タムキュー」が有名ですが、こちらのSP45mmもかなり寄れます。

最短撮影距離0.29mと、このクラスの焦点距離でここまで寄れるのは珍しい性能。旅行で料理の写真撮ったりする人にはとても嬉しい機能では?
しかもカールツァイスのマクロプラナー(中古でも高い)や、純正の50マクロ(設計古い)に比べたら最新設計なのに安価で高性能と、顧客満足度120%達成ですよ。最高。

45mmという焦点距離がなんとも言えないですが、自分は世の中に溢れかえってる50mmよりも独特な表現ができて楽しいと思います。

この辺の考え方は人それぞれですね。

50mmクラスではかなり珍しい手ブレ補正つき

ある程度カメラに詳しい人なら手ブレ限界値を知っているはずなので「50mmで手ブレ補正なんていらないよね」と思うはず。
※手ブレ限界値 = シャッタースピード 1/焦点距離秒(50mmの場合は1/50秒、APS-Cだと約1/75秒)

でも思い返して欲しいのですが、初めて単焦点を買って撮った写真、オート撮影に全てを託してブレブレじゃなかったですか?

少なくとも僕が昔PENTAXのk-x(ボディ内手ブレ補正付き)を使っていたときはそうで、まともな写真なんかなかった。それでも楽しかったけど。

タムロンといえばあの強力な手ブレ補正、といったイメージではありますが、もし初心者のためにこの機能を付けてくれてるとしたら神。
これからもその姿勢で作るレンズを使っていきたいです。

憧れのカールツァイス、しかもマクロ付き。Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZE

Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZE (キャノンEF)

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カールツァイスと聞くとソニーレンズを思い浮かべる方が多いと思いますが、EFマウントもちゃんとあります。(あんまりないけど)

マニュアルフォーカスなので毎回手動でピントをあわせる必要があり、シャッターをバシバシ切るような撮影には向いてませんが、それを補ってあり余るほどの表現力。絞れば繊細な描写、開放では息を飲むほど美しいボケ味はさすがZEISSレンズですね。

上位モデルのOtusやMilvusのような高解像感や合焦性能はありませんが、マクロレンズなので被写体にグッと寄った撮影ができるのはとても魅力的だし、いい感じに甘めの描写がノスタルジックな雰囲気で好きです。
50mmのレンズでマクロってほとんどないから嬉しいですよね。しかも憧れのカールツァイス。
一度ツァイスにハマると取り憑かれたようにツァイスレンズを集める人がいますが、気持ちはわかります。

ただし、新品で手に入れるのはなかなか難しいので中古で探すことになるでしょう。

初代撒き餌レンズの後継機。EF50mm F1.8 STM

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

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先程も少し取り上げた初代撒き餌レンズ『EF50 F1.8Ⅱ』の後継機。デジタル用に最適化され、STM(ステッピングモーター)の採用によるAF高速&静音化、逆光耐性の向上、画質向上など全体的にグレードアップしています。

撒き餌レンズとは言えない価格になってしまったのが非常に残念ですが、昔と比べてAFの駆動音がかなり静かになったので、動画撮影でも一応使えます。価格を考えたらかなりバランスが良いかもしれません。

キャノンのメートル原器とも言われ、全てのレンズを支える存在。EF50mm F1.4 USM

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.4 USM フルサイズ対応

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.4 USM フルサイズ対応

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もう何年もお世話になってる相棒のような存在。ボディのコンパクトさも良いのですが、開放F1.4で撮影したときの甘い描写がかなりお気に入りです。

レンズ設計自体がめちゃくちゃ古いので、カメラマニアからしてみれば「ぜんぜん解像してくれないし使えない」と思われるでしょうが、この辺は好みのわかれるところなので個人の自由。僕は好きです。

長らくリニューアルされていないので購入時期は検討が必要

1993年6月に発売されて以来、いつリニューアルされるかわからないと言われているモデルなので、今買ってしまうとすぐに新品が出て後悔してしまうかもしれません。

少なくとも2019年内はEFマウントのレンズを発表する予定がないので2020年以降にはなりますが。(僕の予想は2020年です)

オールドレンズとも呼べない中途半端な古さ、甘々な描写力のレンズですが、個人的にはすごく好きなので手にする機会があれば一度試し撮りしてみてください。

圧倒的な描写力で純正を超える性能。SIGMA 50mm Art F1.4 DG HSM

圧倒的描写力と圧倒的重量で有名なSIGMAのArtシリーズを代表するレンズ。僕の記憶が正しければArtシリーズの単焦点で1番最初に発表されたのがSIGMA Art F1.4なのですが、初めて手にしたときの感動はすさまじかった。

とんでもない質量のレンズから繰り出される見事な描写と合焦性能。毛先までしっかり解像するようなシャープさと玉ボケの融合が美しすぎて、Artレンズの位置付けをたしかなものにした一本だと思います。

これ以降に発売されたArtシリーズも全てのレンズがこだわり抜いた設計で、描写性能だけを見ればニコンの純正レンズと大差ないんじゃないでしょうか。

ただしめちゃくちゃ重いので、仕事で使うとなるとちょっと考えてしまうところ。

Canonのパンケーキレンズ代表。シンデレラレンズで名高いEF 40mm F2.8 STM

Canon 単焦点レンズ EF40mm F2.8 STM フルサイズ対応

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個人的にすごく好きなレンズ。40mmという焦点距離がかなり特殊で、フルサイズ機で使用する際は独特の世界観を演出できます。
若干広角気味に写るのが本当に良くて、フルサイズのボディにこのレンズ付けてる人見るとちょっとワクワクします。

解像度はすこし甘め、柔らかい質感とヌルっとしたボケ感があります(この表現が正しいかはわからない)。

薄型軽量のパンケーキレンズ

パンケーキレンズと呼ばれるほど薄くて軽量な本体サイズで、バツグンの機動力と携帯性を持ちます。

小型のAPS-C機などに装着すれば気軽に散歩する一眼レフ+レンズとして大活躍。最短撮影距離も短めなので、ちょっとした料理の写真撮るのにもわりと活躍してくれます。

「シンデレラレンズ」の異名を持つ確かな実力

いわゆるコスパのいいレンズがシンデレラレンズと呼ばれているのですが、EF40mmはその代表格。

開放F2.8と、他の50mm単焦点と比べると若干見劣りする部分もありますが、そこそこ高速なAFと描写性能を軽量小型なボディで実現していてとてもバランスが良く高評価のレンズです。

 

Canon純正単焦点、Lレンズの代表。EF50mm F1.2 L USM

Canon 単焦点標準レンズ EF50mm F1.2L USM フルサイズ対応

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高い、重い、クセ強すぎ、などと評価が真っ二つに割れやすいレンズ。

一度仕事で使ったことがありますが、開放F1.2はたしかに使いにくいな〜といった記憶。
とはいえ、絞り開放時の表現は他のレンズにはないものがあり「これがF1.2の世界…」と感じるはずです。

F1.8くらいまで絞ると大分安定してカチッとした描写になってくるのですが、元々ある程度絞って使う想定なんですかね。

持ってるとなにかと話のネタになりやすいレンズではあるので(あとF1.2の撮影は意外と楽しい)、予算に余裕があるなら選択肢としてはありです。

Rokinon、Bowerなど様々な名前を持つ韓国レンズ。SAMYANG 50mm F1.4

海外でパクリ商品扱いされて販売中止になったり、国によって様々な名前を持つSAMYANGの単焦点レンズ。
米Amazonでは「Rokinon」、海外では超有名なB&Hでは「Bower」の名を冠して販売されています。

なんとなく怪しい雰囲気を醸し出すメーカーですが描写性能は高く、周辺光量落ちが気にならなければこの価格帯ではかなりいいレンズ。

描写がカリッカリで、知り合いのカメラマンとこのレンズについて話したときに「豪速球しか投げれないようなレンズ」という表現がでてめちゃくちゃ納得しました。

英語記事ですが、良いレビューがあったので紹介しておきます。

Rokinon, Samyang, And Bower Lenses – A Long-Term Quality Review

実はこのレンズ開放F1.4なんですよね。地味なすごさ

存在感なさすぎて注目度ゼロ。でも高性能なTokina OPERA 50mm F1.4 FF

トキナー OPERA 50mm F1.4 FF※キヤノンEFマウント OPERA50MMF1.4FFCEF

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僕は今まで所有者に出会ったことがありませんが、ケンコー・トキナーが全力を上げて出した新ブランド『Opera』の単焦点レンズです。

ほぼ全てのカメラユーザーが一本は持っているであろう激戦区の50mm台。決して性能が低いわけではないのですが、レンズメーカーとしての知名度が元々低く、とてもマイナーなレンズとなってしまいました。

解像力、ボケ味、逆光性能など基本的な50mm単焦点に求められるスペックは兼ね備えています。コントラストがちょっと強めに出るのはトキナーレンズっぽいな〜といった印象。開放F1.4だと滲んだ感じのボケになるのは好みが出そうです。

【初心者・中級者向け】用途・予算別 : 結局どの単焦点を買ったら良いのか?

こうやって見ると50mm単焦点って本当に激戦区ですね…。実はまだ紹介していないものもちょっとあるのですが、さすがに割愛しました。

最後に予算などを考慮してどのレンズを買ったら良いか個人的な考察です。

用途/予算 1万円前後 〜5万円 10万円前後
単焦点入門 YONGNUO 50mm F1.8 TAMRON SP45mm SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM
カメラ歴1〜2年 EF40mm F2.8 STM EF50mm F1.4 USM SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM
とにかく明るい写真が撮りたい YONGNUO 50mm F1.8 EF50mm F1.4 USM EF50mm F1.2 L
料理の撮影に使いたい EF40mm F2.8 STM TAMRON SP45mm F1.8 Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZE
ブツ撮りもしたい EF40mm F2.8 STM TAMRON SP45mm F1.8 Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZE
人とは違った写真が撮りたい EF40mm F2.8 STM SAMYANG 50mm F1.4 Tokina Opera 50mm F1.4 FF
 ポートレートに使いたい EF50mm F1.8 STM  EF50mm F1.4 USM SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM

 

こんなところ。あくまで個人的な考察なので、人によっては違う意見もあるかもしれませんが、自分の見解としてのせておきます。

 

キャノンの単焦点レンズをまとめて紹介した記事もあるので気になるかたはそちらもどうぞ。

Canon(キャノン)の単焦点レンズおすすめ11選!プロが選ぶ初心者〜中級者向けラインナップ
カメラ初心者のみなさん、Canon(キャノン)の一眼レフを買ったらぜひ『単焦点レンズ』を試してみてください。 単焦点レンズにはこんなメリット・特徴があります。 暗い場所でも明るくてキレイな写真が撮れる(手ブレ軽減にもなる...
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【キャノンの望遠ズームレンズ】運動会やイベント撮影で活躍!安くても使えるおすすめ5本 https://fabrec.jp/2019/04/03/canon-zoomlenz/ https://fabrec.jp/2019/04/03/canon-zoomlenz/#respond Wed, 03 Apr 2019 05:13:34 +0000 https://fabrec.jp/?p=4532 望遠レンズ使ってますか? 離れた距離にいる被写体を写したり望遠ならではの圧縮効果を利用してポートレートに活用したりと活躍のシーンは様々。 特に運動会やイベントなどでは被写体との距離に合わせてズームを調整できる「望遠ズーム […]

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望遠レンズ使ってますか?

離れた距離にいる被写体を写したり望遠ならではの圧縮効果を利用してポートレートに活用したりと活躍のシーンは様々。

特に運動会やイベントなどでは被写体との距離に合わせてズームを調整できる「望遠ズームレンズ」が大変重宝します。

とはいえ、いわゆる『大三元レンズ』と呼ばれるような純正の望遠ズームレンズはめちゃくちゃ高いので「時々子供の写真撮る」とか「一眼レフ持ってるからせっかくならいい写真撮りたい」くらいのライトユーザーには宝の持ち腐れになるかも…。

 

そこで、高いものはいらないけど「そこそこの値段でそれなりに良い写真撮れる便利なレンズ欲しい」くらいな人向けのズームレンズを紹介します。

※レンズのフルサイズ対応or非対応についてはできるだけ記述しますが、以前レンズのフルサイズ・APS-C対応の見分け方について書いた記事があるのでそちらもどうぞ

フルサイズ・APS-C対応レンズの見分け方、表記(記号)まとめ、各メーカー早見表
初心者にはちょっとわかりにくい各社レンズのフルサイズ・APS-C対応について。 各メーカーのフルサイズ・APS-C対応の表記(記号)について早見表を作ってまとめました。 Canon、Nikon、SONY、PENTAX、SIGMA...

TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD TS キヤノン用 フルサイズ対応 A030E

望遠ズームレンズの入門編みたいな一本で、安くて高性能なレンズを探してるなら条件はピッタリ。このレンズを作っているメーカーの『TAMRON(タムロン)』も力を入れてる製品。

前モデル『A005』では60周年を記念してタムロン初の超音波モーター(USD)を搭載したことで話題になったレンズですが、それをさらに改良したのが今作の『A030E』です。

前作と比べて改良・変更されたのは以下の通り。

  • 手ブレ補正機能「VC」の向上(CIPA規格準拠で4段分の補正)
  • AF性能の向上
  • レンズ前面に防汚コートを採用
  • ブランドリングが金色→タングステンシルバーに変更
  • ズームリングのグリップを格子状→直線のグリッドに変更
  • 対応マウントがニコンFとキャノンEFのみに変更(ソニーAマウントが非対応に)

など、昔のタムロンにあった「安物感」のデザインは払拭され、性能も大幅にアップしたな〜と所感。今のデザインすごく好きです。

とても優秀でコスパの高いレンズなのですがマップカメラカメラのキタムラ(中古)で販売されているTAMRON 70-300 VC USD探すと2万円台で売っていることもよくあります。(在庫はあまりないみたいですが)

普段は望遠レンズなんてまったく使わないけど「月が撮りたい」とか「運動会で使いたい」みたいに、時々望遠レンズ使いたい人にとてもおすすめです。

手ブレ補正(VC)について

手ブレ補正機能のVC(Vibration Compensation)が搭載されていて、初心者でも簡単に扱えるほど。
手持ちで使える望遠レンズといった感じで、ピタッと止まってホールドしたままシャッターが切れるのは妙な心地よさすらあります。

ただし、手持ちで300mm(最大望遠)の撮影をするときは、シャッタースピードを手ブレ限界値の1/300秒(APS-Cの場合はこれの1.5〜1.7倍)はキープしておきたいところ。あまり手ブレ補正に頼らずに、いざというときだけ使うようにしておくと安定します。

運動会でお子様の写真や、お友達の写真なんか撮れたらカッコいいお父さん間違いなしですね。

AF(オートフォーカス)は意外と早い

たまにAF迷子になることはありますが、基本的にはキビキビ動いてくれるので良好です。このへんは前作と比べてかなり改良されているので、A005で満足いかなかった方もこれなら納得できるはず。(個人差はあれど)

時々「AFが遅い」などというレビューや記事を見かけますが恐らく『AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO (A17E)』あたりと間違っているのでしょう。
もしくは「お前このレンズ使ったことないだろ」的なやつです。

高額なレンズが並ぶラインナップの中、3万円台(中古なら1万円台)で買えるのは魅力的すぎでは?

TAMRON 大口径望遠ズームレンズ SP 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 キヤノン用 フルサイズ対応 A025E

先程の70-300mm(A030)と比べて焦点距離が100mm短くなるので遠くまで写す性能は落ちますが、ズーム全域でF2.8を保てるので、明るくてよくボケる綺麗な写真が撮れます
あと、ズームによってF値が変動するレンズって扱いにくいので仕事で使うならF値固定はほぼ必須。

大三元レンズに匹敵する性能

CanonのEF70-200 F2.8やNikonのAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8のような『大三元レンズ』と呼ばれるF2.8通しのズームレンズに匹敵する性能を持っているのですが、10万円そこそこでこれを作るのか…といった感想が出るほどすごい。

描写や使い勝手は純正の方が上となるケースも多いですが、タムロンはデュアルMPUによる高速AFと手ブレ補正の両立最短撮影距離0.95mとワーキングディスタンス、徹底した軽量化がされている特長があります。

単純な画質では純正レンズには及びませんが、安くて高性能なレンズを求めるならおすすめです。

SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

「サードパーティー製のレンズは安くて質が悪い」と言われたのは昔の話で、今では安くて高画質が当たり前。

Canon純正のLレンズ(高級ラインのレンズ)に匹敵するほどの画質と言われているだけあって、描写性能は高い。そして手ブレ補正もそこそこ効くので手持ちでも使えなくはないです。
その分めちゃくちゃ重かったり三脚座に対応していなかったりするのですが、最近のSIGMAは描写性能にステータス全振りしてる感じがあって、サードパーティーレンズメーカーとしてはとても好感のもてる姿勢です。

キャノン純正の『EF 100-400/4.5-5.6 L IS USM』が20万近くすることを考えると、仕事で使わない限りはこちらのレンズで全く問題ありません。
※むしろ僕はSIGMAの描写を好んで使う派です

飛行機やスポーツ観戦などで趣味の撮影をするにはピッタリなレンズですね。

Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

憧れの白レンズです。前作の『EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM』から16年の時を経て、画質や手ブレ補正の大幅アップデート、直進ズーム→回転ズームに変更するなど現代のプロユースに耐えうる仕様となって生まれ変わりました。

この白いレンズを持ってるだけで周囲からはプロっぽいと思われるのでキャノンのブランド力すごいな〜と思うことも。

単純に良い写真撮れるのもそうですが、所有欲がめちゃくちゃ満たされるという観点から念のためおすすめしておきます。

※キャノンの望遠レンズが白い元々の理由は、熱への耐性を高めて熱膨張による精度の低下を防ぐためでしたが今ではプロユースのシンボルとしてブランドを象徴するカラーになっています。

TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD A035E

『SIGMA Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM』やキャノン純正の『EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM』と比べると若干チープな立ち位置のレンズ。特にSIGMAとは永遠に比べられる存在であり「どっちが良いの?」と聞かれると正直悩みます。

画質重視ならSIGMA、利便性や取り回しのしやすさ、強力な手ブレ補正を求めるんだったらタムロンってところでしょうか。

他のモデルと同様に手ブレ補正処理専用のMPUを独立させたデュアルMPUを採用して、高速なAFと強力な手ブレ補正を同時に実現しているのが特長。

しかも、望遠レンズのボトルネックになりやすい重量の問題もケアしていて「クラス最軽量」を謳う1115gを実現。

またSIGMAにはない三脚座の取り付けもオプションで可能なので、モータースポーツなどの動体撮影する人にはこちらの方が良いかもしれません。(三脚座なくても使えるけど)

 SIGMA Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

超望遠ズームに位置するレンズ。同じ焦点距離(150-600mm)で『SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM』という上位機種がありますが、そこまで大きく性能差があるわけではないのでComtemporaryで十分だと思います。むしろ、重量差を考えるとSportsタイプは重すぎるので僕はこちらの機種をおすすめします。

カメラ機材に共通して言えることは「軽さは正義」なので、圧倒的に性能差がない場合は軽いレンズ買ったほうが幸せです。もしくは筋トレしましょう。

2機種の性能比較についてはSIGMA公式サイトの情報が一番わかりやすいので、そちらをチェックしておきましょう。

SIGMA Comtemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM

時々しか使わないなら中古で安く買うのがおすすめ

これはいろんな人に言っているのですが「レンズは新品にこだわらない」です。特に望遠レンズって普段使いするにはデカイし、撮れるもの限られるしであまり使わなかったりするので、買ったけど年に1〜2回しか使ってないという人も結構多いはず。

僕は使用頻度の低いレンズに関してはマップカメラカメラのキタムラ(中古)で中古を買って済ませることが多いです。

機械の不具合って大半が初期不良によるものなので、むしろ新品より安全なのでは?と思うことも(個人の感想)。

一生使い倒す!くらいの覚悟がなければ新品にこだわる必要はないと思います。望遠レンズって高いのでなるべくお得に済ませていきましょう。

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壊れやすい?ノイズキャンセリング付ワイヤレスイヤホン『BOSE QC30』を買う前に絶対知ってほしいこと https://fabrec.jp/2019/04/02/boseqc30/ https://fabrec.jp/2019/04/02/boseqc30/#respond Mon, 01 Apr 2019 15:22:38 +0000 https://fabrec.jp/?p=4523 2017年の12月頃に購入した『BOSE QC30(QuietControl 30 )』が約1年で二度の故障を迎え、いよいよ買い替えを決心したので供養記事としてエントリー。 音質、バッテリー持ち、ノイズキャンセリングなど […]

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2017年の12月頃に購入した『BOSE QC30(QuietControl 30 )』が約1年で二度の故障を迎え、いよいよ買い替えを決心したので供養記事としてエントリー。

音質、バッテリー持ち、ノイズキャンセリングなど、ワイヤレスイヤホンとしては最高峰の性能を持っていただけにこの壊れやすさだけなんとかしてくれれば…。
※電源が入らなくなる故障なので致命的

ただ、このイヤホン本当に大好きだったのでいいところも含めて紹介していければなと思います。

ワイヤレスイヤホンの中では最高クラスのノイズキャンセリング

これ、購入時に比較しまくったポイントなんですが『ワイヤレスイヤホン』のカテゴリーでノイズキャンセリング付いてるのってほとんどないんですよね。

SONYからWI-1000XWF-1000Xが出ていますが、ネックバンド型のWI-1000Xは質感が合わず、トゥルーワイヤレスのWF-1000Xはノイズキャンセリング機能が低すぎてどちらも断念しました。

その点BOSEのQC30は、電源を入れた瞬間に周囲の雑音がスッと消える感覚があり、とても心地よい体験ができます。

本当に好きでした、壊れやすくなければ

故障しても1年以内なら無償交換(保証書が必要)

BOSE『QC30』の箱・外装

そんな壊れやすいQC30ですが、BOSEの製品は購入から1年以内なら基本的に無償で新品と交換してくれます。アフターケアは抜かりないのでさすがだなといった印象。

僕は1度目の故障時にこの制度を利用していて、交換自体は無料でやってくれたのですが「現在、修理用の在庫が世界中どこにもなくてお時間をいただいています」と言われ2週間近く待たされました。

有線イヤホンで過ごす日々は思いのほかしんどいですね…。

万が一故障して修理が必要になったときはBOSEのお問い合わせフォームから該当の製品について交換or修理が可能かどうかお問い合わせしてみるのが良いでしょう。

近くに店舗がある場合はいきなり持ち込んでも対応してくれます。BOSEの直営店・販売店の検索はこちらから。

保証書がない or  保証期間を過ぎていても定価の半額を支払えば新品と交換、または修理してくれる

もはや型番すらわからない有線式のBOSEイヤホン(2008年くらいに買った)を交換してもらったときに使いました。

かなり古い製品なのに新品のイヤホンが届いたのでBOSEのアフターケアすごすぎでは? となったエピソード。

保証期間を過ぎていても保証書があれば無償で修理を受けられる場合があるらしいので念のため提出しておきましょう。

低音とのバランスがリッチな圧倒的音質

他のメーカーと比べてかなり低音を拾っていて、いわゆる”ドンシャリ”なサウンドを手にすることができます。もしこれまでに本格的なイヤホンにこだわらず生きてきたなら一度BOSEの音を体験してみると結構感動すると思う。(個人差はあります)

ちなみに僕は初めて聞いたときの衝撃が忘れられず未だに大好きなメーカーです。

半年に一度壊れる耐久性の低さ

半年に1回のペースで故障という驚異の数字を叩き出してしまったこのイヤホン。
使用方法に問題があった自覚はなく、使わないときはケースにしまう、高温多湿は避ける、適切な電圧で充電するなど、かなり丁寧に扱っていました。

同じイヤホンを使っているがいましたが、SONYに乗り換えたと報告があり、僕も乗り換えを決意した次第です。

購入してから製品レビューなんか見ると故障した人が後を絶たないのでそういうことなのでしょう。

ネックバンドが重くて肩コリの原因&ズレ落ちてストレスに

BOSEQC30の商品ページより引用

もし今からQC30を買おうと思ってるなら絶対に知っておいて欲しいのですが、このイヤホンネックバンドが首に当たるので長時間つけてるとめちゃくちゃ肩こります。(もちろん個人差はある)

QC30の公式サイトに掲載されてる写真を見ると軽々と装着していて、以下のように紹介されています。

快適で軽量設計のネックバンドは、体の一部のようにフィットし、一日中快適に装着できます。さらに、Bluetooth接続に対応しているので、ケーブルに煩わされることもありません

たしかにiPhoneやスマートフォンから出るケーブルの煩わしさはないのですが、体を動かすとネックバンドの部分がズレてケーブルごと耳を引っぱるので快適とは言えない作りでした。

とはいえ、装着のストレスを考慮してもなお良いと思える性能だから使ってしまうんですよね…。壊れやすくなければ。

人の声はそこまでキャンセリングしてくれない

ボリュームコントローラーの側面にノイズキャンセルのレベルをコントロールするボタンがあるのですが、こちらデフォルトのMAX値にしていても人の声はあまりキャンセルされません

人の声がキャンセルされすぎると危ないってのは十分わかりますが、週末電車に乗ったりすると酔っ払ったおっさん同士の声だけがクリアに聞こえてくるので、人によっては不快な思いをするかもしれません。(他にも、おばちゃん同士の会話は音量をMAXにしないと消せなかった)

赤ちゃんの声や飛行機・電車などの音はキレイに消してくれましたので、特定の周波数だけ残すような仕様になっているのだと思います。

ヘッドフォンなんかに比べると遮音性はそこまで高くありませんが、日常使いにはちょうどいいノイズキャンセリング性能でした。

長時間稼働のバッテリー

このイヤホンの特長としてよく上げられるのがバッテリーがとても長持ちすることで、メーカー公表の数値だと最大10時間の連続再生が可能とのこと。

仕事中ずっとイヤホンつけっぱなしの僕としてはとてもありがたかった部分。大変重宝していました。

もちろん、使っていくうちにバッテリーが劣化して10時間稼働は難しくなってくるでしょう。
劣化よりも故障が先なのでその心配はするまでもないとは思いますが。

約10m先まで届くワイヤレス性能

これ最初驚いたのですが、iPhoneをデスクにおいたまま忘れて家から出てもつながっていたことがあるくらい遠くまで届きます。

こちらもメーカー公表の性能でワイヤレス通信距離が約10mとなっていますが、建物の構造や遮蔽物がある場合はこの限りではないそうなので注意が必要です。

壊れなければ一生使いたいイヤホン『BOSE QC30』

長々と説明しましたが、故障しやすい、ネックバンドがズレる以外は満足度がめちゃくちゃ高いです。

ワイヤレスでノイズキャンセリング付きのイヤホン作ってるのってBOSEかSONYくらいしかないので「音楽に没頭したいけどヘッドフォンは嫌だ」や「職場で集中するのに使いたい」なんて人にはとてもおすすめのイヤホン。

ただし、故障しやすい(たまたまかもしれないけど)ので注意が必要です。

僕はQC30の壊れやすさにうんざりしたので最近B&OのBeoPlay E6に乗り換えました。

こちらは軽くて高音質で充電しながら使えるので最高です。※QC30は充電しながら使えなかった

B&Oのイヤホンも近々レビューしたいと思います。

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SONY(ソニー)のフルサイズミラーレスにおすすめの標準ズームレンズ4本 https://fabrec.jp/2019/03/21/sony-zoomlenz/ https://fabrec.jp/2019/03/21/sony-zoomlenz/#respond Thu, 21 Mar 2019 09:21:58 +0000 https://fabrec.jp/?p=4426 SONYのミラーレスが最高すぎるので、本格的にマウント乗り換えを検討している方向けに1本あれば何でも撮れる標準ズームレンズについて。 ミラーレスカメラとしてのシェアは、2018年時点でまだ3位なのですが実力的には間違いな […]

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SONYのミラーレスが最高すぎるので、本格的にマウント乗り換えを検討している方向けに1本あれば何でも撮れる標準ズームレンズについて。

ミラーレスカメラとしてのシェアは、2018年時点でまだ3位なのですが実力的には間違いなくNo.1と言われるSONY。
※2018年の累計販売台数を基に集計したBCN AWARD 2019より(一眼レフ・ミラーレスともに3位)

特に瞳AFなんてとんでもない技術革新で、歴代のカメラマンが欲してやまなかったもの。FPSゲームで言うとオートエイムのチート使ってるようなもんです。

動画にも強い機種が多く、写真・映像のどちらも撮る方は標準ズームレンズ(24-70mm)を1本持っておくとかなり幸せになれます。

 

文末のまとめに紹介したレンズの比較などすべて乗ってますのでパッと読みたい方はそちらへどうぞ。

TAMRON(タムロン) 28-75mm F/2.8 Di III RXD(Model A036)

このレンズ、2018年5月24日に発売されて以来かなり売れてるらしく、未だに結構品薄…。

タムロンならではの柔らかいボケと最新設計による高解像力で、純正の大三元レンズに遜色ないスペックを持ちながら、ほぼ半額で買えてしまうのはすごすぎます。

ただ安いだけではなく、SONYのミラーレスが持つ主要機能にはほぼ対応していて、描写や逆光性能なんかも十分実用的なレベルです。

巷では「タムロンが本気出して作ったレンズ」と呼ばれていて、安いレンズ作ってるメーカーという今までの印象を塗り替えてしまうほど素晴らしいレンズ。

対応している主要機能はこちら

  • ファストハイブリットAF
  • 瞳AF
  • ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)
  • カメラ内レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)
  • カメラによるレンズ本体ファームウェアアップデート

下の動画では人の顔を検知して追従する様子が記録されていますが、しっかり認識するし食いつきが良いという印象です。
動画でこの性能なんだからスチール撮影ではさらなるパワーを発揮してくれることでしょう。

Amazonやヨドバシカメラ、ビッグカメラなどで買うのもいいですがカメラのキタムラのネットショップが結構安く手に入る印象。(その時々で値段は変わりますが)

入荷待ちとかも結構あるので在庫見つけたらとりあえず抑えてしまいましょう。

TAMRON 28-75mm焦点距離や主なスペック

通常の大三元レンズと比べて「28-75mm」という聞き慣れない焦点距離を持つタムロンの『28-75mm F2.8 Di III RXD』ですが、広角は少し狭く、望遠は少しだけ遠くまで写せます。

一般的な標準ズーム(24-70mm)と比べて4mmの焦点距離差が気になる人もいるかもしれませんが、個人的には28mmも24mmも大差ないと思っています。

それにこのレンズ、広角28mm時には最短撮影距離0.19mというとんでもないスペックを持っているので4mmの焦点距離が気にならなくレベルのステータス持ち。純正のGMレンズより寄れるのでそこだけ見ると常用レンズとしてはほぼ完璧です。
ひとつだけ残念なのはインナーズームじゃないこと。ズーム時には全長が若干伸びます。

焦点距離 28-75mm
 F値 F2.8固定
最小絞り F22
レンズ構成 12群15枚(内LDレンズ1枚、XLDレンズ1枚)
絞り羽根 9枚(円形絞り)
 最短撮影距離(広角) 0.19m (レンズ先端から5.7cm)
 最短撮影距離(望遠) 0.39m
 最大撮影倍率(広角) 1:2.9
 最大撮影倍率(望遠)  1:4
フィルター径 Φ67mm
最大径×長さ Φ73mm×117.8mm
 AF駆動 RXD(Rapid eXtra-silent stepping Drive)
 防滴・防塵 簡易防滴構造・レンズ前面のフッ素防汚コート
 逆光耐性・コーティング BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティング
 重量 550g

いやいやいや、すごいよタムロン。すごすぎですよ。

これだけゴージャスな性能を持ちながら重量は550g、価格も10万円前後に抑えるなんて。SIGMAのArtシリーズなんて1kg〜がデフォルトですよ?
望遠で0.39mまで寄れるのもかなりすごいですよね。

SONYのミラーレス持っていて在庫があったら絶対に買うべき超オススメレンズです。
※もちろん、予算に余裕あるならGMレンズ買ったほうが良いとは思いますが

SONY FE24-70 F2.8GM SEL2470GM(大三元レンズ)

大本命の登場。SONYのミラーレスといえばこれ、とりあえず無心で買っとけの大三元レンズ(標準ズーム)です。

もう性能に関しては言わずもがなの部分が大きいのですが、メーカー純正レンズならではの安定性と適合力。サードパーティーも遜色ない性能を発揮してくれはするのですが、長く使えば使うほど安定性・信頼性という意味では大きく差が出てきます。

特にミラーレスで動画撮影する方はAFの性能差が顕著に現れることを実感しているはずです。その代わりめっちゃ高いですけど。

焦点距離 24-70mm(インナーズーム)
F値(開放) F2.8(固定)
最小絞り F22
レンズ構成(群-枚) 13群18枚
絞り羽根 9枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.38m
最大撮影倍率 0.24倍
フィルター径 82mm
最大径×長さ 87.6mm x 136mm
AF駆動 ダイレクトドライブSSM(DDSSM)
重量 886g

引用元: SEL2470GM主な仕様

タムロンの28-75 Di Ⅲと比較すると(するべきではないのはわかってる)タムロンがいかにコンパクトで高性能なレンズを作ったかが伺えますね。

このレンズのフィルター径82mmとなっていますが、80mm超えるとレンズフィルターの値段上がるし在庫ないし、そもそもメーカー作ってないしみたいなこと結構多いのでこの辺は注意が必要ですね。

ただ、大口径の標準ズームレンズ(Eマウント)では間違いなく最高峰のレンズなので、一生使う相棒としては最適な一本です。

SEL2470Z Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS

いわゆる「小三元」と呼ばれるズームレンズのひとつ。
※小三元 = F4.0固定でズームができるレンズの総称。「大三元」はF2.8固定でズームができる

とりあえず標準ズーム1本で色々撮ったり旅行に持っていったりしたい! という要望に最適な標準ズームレンズです。

風景から人物まで万能にこなせて「ZEIZZ」の名に恥じないカールツァイスレンズならではの描写が特長。

純正ということもあり、AF性能も完璧ですし、使用していてストレスを感じることはほぼないはず。あるとすれば開放F値がF4.0なので暗いところに若干弱いくらい。

まあ最近のカメラ高感度強いのでISO上げてゴリ押しすればそこそこいい写真取れますが、やっぱりF2.8欲しいって人はタムロンの28-75か、20〜30万出してGMレンズを買いましょう。そう考えるとタムロンの功績ってめちゃくちゃ大きいですね…。

焦点距離 24-70mm
F値(開放) F4(固定)
最小絞り F22
レンズ構成(群-枚) 10群12枚
絞り羽根 7枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.4m
最大撮影倍率 0.20倍
フィルター径 67mm
最大径×長さ 73mm x 94.5mm
AF駆動 静音AF
重量 約426g

引用元: SEL2470Z 主な仕様

SIGMA Art 24-70mm F2.8 DG OS HSM

圧倒的描写力を誇るSIGMAのArtシリーズ。ときどき「描写しすぎでは?」と思うほどカリッカリに再現してくれます。

1kg近い重量を差し引けばF2.8の明るさボケ味、超高解像・高速AFが手に入りSIGMAならではの表現ができる世界に飛び込めます。

ただし、こちらEマウントは販売されていないので、別途マウントアダプター(純正)を買う必要があります。(マウント交換サービスでもEマウントは対応していなかった…)

SIGMA | マウント交換サービス

Canon純正のEFマウントレンズも使えるようになるので、Canonユーザーの方は一本持っていても良いかもしれません。

これによって画質が落ちるとかはありませんが、若干AFが遅くなります。

あと、SIGMAさん頻繁にファームウェアアップデート行っているのでなんと瞳AF使えるそうです
https://www.sigma-global.com/jp/download/lenses/firmware/

焦点距離 24-70mm
F値(開放) F2.8(固定)
最小絞り F22
レンズ構成(群-枚) 14群19枚
絞り羽根 9枚 (円形絞り)
最短撮影距離 0.37m
最大撮影倍率 1:4.8
フィルター径 φ82㎜
最大径×長さ φ88㎜ × 107.6㎜
AF駆動 フルタイムマニュアルAF
重量 1,020g

引用元: 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | プロダクト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION

14群19枚のレンズ構成とか本当にどうなってるんだというくらいすごい描写力。

色々忘れて単純に画質・描写性能だけを追い求めるならArtレンズは神です。

まとめ | SONY Eマウントの標準ズームはレンズの選択肢が少ないけど、高性能な1本が見つかる

ミラーレス一眼におけるSONYの市場シェア率がまだ小さいこともあるのか、CanonやNikonと比べると標準ズームレンズの選択肢はまだ少ないと言えます。
※2019.03.21現在 マウントアダプター付けたSIGMA入れて4本(他にあったら教えてください)

ただ、タムロンの本気で作ったレンズを見る限り今後SONYがシェアを拡大してラインナップが増えることも予想されるので今後に期待ですね。

僕個人としてはタムロンの28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXDを激プッシュしたいところですが、最後に簡単な性能比較だけしておきます。

性能/レンズの名称 TAMRON 28-75mmF2.8Di Ⅲ RXD SONY SEL2470GM SONY SEL2470Z SIGMA 24-70mm Art DG HSM
焦点距離  28-75mm 24-70mm(インナーズーム)  24-70mm 24-70mm
F値(開放) F2.8 F2.8  F4.0 F2.8
最小絞り F22 F22  F22  F22
レンズ構成(群-枚) 12群15枚(内LDレンズ1枚、XLDレンズ1枚) 13群18枚 10群12枚 14群19枚
絞り羽根 9枚(円形絞り) 9枚(円形絞り) 7枚(円形絞り) 9枚 (円形絞り)
最短撮影距離 広角/0.19m 、望遠/0.39m 0.38m 0.4m 0.37m
最大撮影倍率 広角/1:2.9  望遠/ 1:4 0.24倍 0.20倍 1:4.8
フィルター径 Φ67mm 82mm 67mm φ82㎜
最大径×長さ Φ73mm×117.8mm 87.6mm x 136mm 73mm x 94.5mm φ88㎜ × 107.6㎜
AF駆動 RXD(Rapid eXtra-silent stepping Drive) ダイレクトドライブSSM(DDSSM) 静音AF フルタイムマニュアルAF
重量 550g 886g 約426g 1,020g
価格 9万円前後 25万円前後 9万円前後 15万円前後(マウントアダプター込)




性能や重量、金額のバランスを見ると個人的にはタムロン一択なのですが(瞳AF対応してるし)、もし仕事で使うことを考えると純正のGMレンズですかね。

ツァイスが良いとかSIGMAが良いとかあれば他でも良いかもしれません。

単焦点レンズをお探しの場合はこちらの記事もおすすめです。

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無名ながら確かな実力。Ficoのミニ財布『Picclo(ピッコロ)』がおすすめ https://fabrec.jp/2019/03/21/fico-wallet/ https://fabrec.jp/2019/03/21/fico-wallet/#respond Thu, 21 Mar 2019 07:03:58 +0000 https://fabrec.jp/?p=4419 世の中の急速なキャッシュレス化に伴い、ミニ財布が世の中に普及しつつあります。 財布が小さくなると「ここまで快適な日常が送れるのか」と感動すること間違いなし。ただ、予備知識ゼロでいきなりミニ財布に挑戦するとカードや小銭の制 […]

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世の中の急速なキャッシュレス化に伴い、ミニ財布が世の中に普及しつつあります。

財布が小さくなると「ここまで快適な日常が送れるのか」と感動すること間違いなし。ただ、予備知識ゼロでいきなりミニ財布に挑戦するとカードや小銭の制限で逆に大変な思いをすることも(慣れてしまえば余裕ですが)。

こんな懸念点があって買えない方が多そう。

  • 小銭の収容量が小さい
  • 小銭がこぼれるリスクがある
  • カードの収納枚数が少ない

財布の大きさと収納力はトレードオフの関係にあるので致し方ないのが現実。
ただ、毎日持ち歩くものだからこそある程度は対応力の幅広さを持っておきたいですよね。

そこで登場するのがFico(フィーコ)のミニ財布『Picclo(ピッコロ)』です。

他社製品と比べて収容量の制限が緩く、柔軟な対応力を見せてくれるコンパクトウォレットです。

価格もお手頃なのでプレゼントにも最適。使って半年くらい経ちますが、めちゃくちゃ最高なので紹介します。

GANZOのセカンドラインに位置するブランド『Fico』

今回紹介する『Fico(フィーコ)』の財布ですが、全くの無名ブランドというわけではなく、『GANZO(ガンゾ)』という日本ブランドのセカンドラインとして中国の工場で生産されています。

母体がめちゃくちゃしっかりしているので、中国工場とはいえ製品のクオリティが非常に高い。

GANZOがしきりに掲げる”世界最高”の品質も納得で、前身となる「合名会社味岡順太郎商店」から累計して100年以上の歴史があり信頼のおけるブランドです。

今回購入したミニ財布「Picclo(ピッコロ)」もそうですが、キメの細かいベビーバッファローを使用した革の品質は高く、縫製も丁寧で今のところ不満な点がひとつもありません。本当に最高。

ミニ財布ながら収容量&保守性が高い

この財布にしてから本当に良かったのが、収納力が高く、その時々で変わるお札の枚数や小銭の数に対して柔軟な対応力を発揮してくれること。

ミニ財布で有名なAbrasus(アブラサス)などと違って具体的に何がどれくらい入るとかは特にありませんが肌感覚でこんな感じ。

カードのポケット数 3(内1つはカード以外も入るので家の鍵を入れてる)
カードの枚数 5〜6枚
お札の枚数 15枚前後(折らずに収納)
小銭の枚数 15〜17枚(ボタンで留めれるマチ設計)

一番気になるカードの収納ですが、写真に写ってる2箇所にそれぞれ2枚ずつ、小銭入れの外側に2枚(ボタンフリップ付き)で最大6枚まで入ります。

無理やり入れて革を伸ばせばもっと入るかもしれませんが非推奨。

キャッシュカード×1、クレジットカード×1〜2と免許証or保険証入ってれば問題ないと思いますが、どうしても大量のカードを持ち歩く必要がある人はカードケースを別で持っておくのもアリ。

TポイントやPonta、楽天ポイントなんかは全部アプリにしてしまえばOK。これを機にスマホ1台でなんでもできる生活に切り替えましょう。

大容量ながらコンパクトな本体設計

これだけ収納できるのに本体寸法はコンパクトで、ズボンの前ポケットにそのまま入るサイズ感がめちゃくちゃグッド。
※サイズ(約):幅10×高さ7×マチ2.5cm

iPhoneSEと並べて比較してみましたが、コンパクトに収まっているのがよくわかります。

三つ折り構造で本体部分と小銭入れにそれぞれボタンが付いていて、2つのボタンで現金をしっかり保護してくれます。

構造上、お金をたくさん入れると厚みが出てコンパクトさは失われてしまいますが、状況に合わせて柔軟な対応ができるのもこの財布の魅力。

飲み会とか行くとどうしても現金増えますよね…。

ボタンフリップ付きなので小銭や小物をしっかりしまっておける

サイフを開くとすぐに現れる小銭入れの部分。ボタンでしっかり留めれるフリップが付いているので小銭がこぼれる心配は不要です。

しかもこのフリップ、上記写真のカードが入ってるところまで覆ってくれるので、ここに家の鍵を入れてます。キーケース持ち歩かなくて良いのは本当に最高で、この財布を選んだ最大の理由がこれです。

小銭入れにボタンが付いてないのは不安

Abrasusをはじめとするコンパクトウォレット、不要な機能を徹底排除して限界までミニマムを追求してるのでこういった小銭がこぼれるリスクをユーザーの使用方法に委ねている傾向があります。

「サイフは小さくしたいけどそこまでやらなくていいよ…?」という本音の方も多くいるはず。自分がそうでした。

どんなに気をつけていても酔っ払って小銭をばらまいたりすることは普通のサイフですら起こりうるので、この配慮は嬉しい。

小銭入れ部分は大きなマチ設計になっていてスムーズな出し入れが可能

写真で見てわかる通り、小銭めちゃくちゃ入ります。冒頭で15〜17枚入ると書いていますが、実際は20枚くらいはいけるはず(パンパンになるけど)。

マチ設計なので取り出しがスムーズ、ボタンでしっかり保護してくれるので誤って小銭をばら撒くなんてこともありません。

 

まとめ | 見た目のスマートさはないが、多くの人にマッチする柔軟な機能性


FicoのPiccloについて簡単にまとめると

  • ライフスタイルに合わせて柔軟に対応してくれる機能性
  • 使う人をそこまで選ばない親切な設計
  • 家の鍵などをしまっておける

 

ミニ財布の王道『Abrasus(アブラサス)』をはじめ、SNSで話題になった『PRESSO』(dripさん制作)などと比べて見た目のスマートさはそこまでないので「イケてる財布が欲しい」といった要望には合わないかもしれません。
※自分も本当はPRESSO欲しかったけど発売のタイミングなどが理由でFico使ってます

ただ、本当に柔軟な対応力を持ったミニ財布なので、使う人を選ばないのがとても優秀なポイントだと思っています。

「小さくて薄い財布は欲しいけど縛りプレイみたいのはきついかも…。」と思ってる方には全力でおすすめ。

財布小さくなると日々の生活がめちゃくちゃ快適になるのでぜひお試しください。

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